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今から5年ほど前、とある駐車場でハトを見つけました。
よく見ると怪我をしているようで血も・・・ 場所が駐車場なだけに、車に轢かれたのかぶつかったのか? 足にはタグが付いているので恐らくレース鳩だろうか? さすがに見て見ぬフリなど出来る訳もなく、取り急ぎもがくハトを洗車バケツに捕獲して動物病院へ・・・ 獣医曰く「治しても飛べるかどうか」「費用も結構かかるよ」 今思えばあまり良い印象の獣医ではなかったかも。 加えて当時の自分は万年金欠病・・・取りあえず消毒などの軽い治療だけして貰った。 「飛べないまま放すのは危険すぎる」「そのうち飛べるようになるかも」など思いつつ自宅で保護する事に。 餌をやる内に慣れてきたのか、人が近くに来れば低い声で「ボッボ、ボッボ」と鳴き(その鳴き声からボッポと命名)手にも乗るようになった。 ============================ 拾ってきてから5年・・・ 今日そのボッポが死んだ。 1年ほど前からお腹が大きく膨張しだし、毛も抜け始めてきてた。 今年の酷暑のせいから夏バテになり、フンの状態も悪く元気よく鳴く事も無くなってきた。 病院からの教えで、蜂蜜水や薬で一時は元気になったのだけれども、ここ数日の冷え込みでまた具合が悪くなった。 歩くのもおぼつかない。見ているだけで辛かった。 9日朝、妹が栄養剤を与えようとしたが口にせず、何か訴える様な目でずっと見ていたそうである。 昼に自分が見た時には硬直し、目を開けたまま動かなくなっていた。 夜、自分が帰宅した時には目を閉じ、安心した感じにも見れる表情になっていた。 (死んでから顔つきが変わるのは、人だけじゃないと初めて知った) ハトの寿命は10~20年と聞いた事がある。 あの怪我さえしていなければ、自由に大空を飛んで生活していただろう。 終生、小さなケージで過ごした事は辛くなかっただろうか? 色々な思いが過ぎる。 ペットとの別れは、何度経験しても悲しい物である。 以前ネット上で見た「虹の橋」を思い出した。 今頃、元の体を取り戻し飛び回っているのかな。。。 今はただ 「やっと楽になれたな。次に生まれ変わる時には怪我するなよ」 と言ってやりたい。 ---合掌--- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.10.10 03:43:31
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