比牟礼山のお寺と麓
地図を見てると、いかにも願いが叶いそうなお寺を発見その名も「願成就寺(がんじょうじゅじ)」 推古天皇27年正月に聖徳太子(48才)が勅を賜り、近江国内四十八箇所の寺を建立、終りに至り、当寺を開基された。故に願いが成就したとして、願成就寺と号された。 本尊には木造十一面観音立像(重要文化財)があり、榧(かや)の一木造で聖徳太子作と伝えられている。奥のやや長い階段を上っていくのですが、先日階段でこけてしまい、まだ足の傷が癒えていない足に微妙に響き、痛かった~階段を上ると、すぐに「願かけねはん岩」があり、岩にお願い事をしておく。 奥の方に行くと土用の丑の日にきゅうりに病を封じ込め退散させる「きうり封じ」やどちらかの石を両手で持ち上げて、もう一度同じ石を持ち上げたとき軽く上がれば願いごとが叶う「うかがい石」などもあるようです。が、私達が行った時は閑散としていて、うすら寂れた感じが漂い、奥に行く気にならずそのまま帰ってきました。なので、本尊にある重要文化財の十一面観音は見る事ができませんでした。階段を下りて、元来た道へ戻る角に登録有形文化財指定のおそば屋さん発見古い豪商の旧家を利用したそば処だそうです。