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カテゴリ:旅行、海、お散歩
いよいよ本日のメインである紫陽花 兼 重文 を巡ります。
『大鐘家(おおがねけ)住宅』(主屋、長屋門) 重文 建 第1903号 「長屋門」 十八世紀後半の建築 「主屋」 十八世紀前半の建築。 明治中期以前まで草葺で、静岡県最古の古四間取(こよまどり)形式といわれ、 構造・手法は江戸初期の豪農の屋敷構え。 慶長2年(1597年)柴田勝豊の家臣、大鐘藤八郎貞綱が越前の国より移り住み、 十七世紀後半からは代々大庄屋をつとめていました。 「土間」 上がり框は塩水が多く含まれている船の底板を使用し、白アリなどが着かない当時の工夫。 「台所」 台所の釜はめっちゃ古いのと古いのの2種類あり、奥にあるめっちゃ。ではない古い方は、 意外にもレンガではなくタイル張りなのが珍しい。 キッチンの流しもタイル張り。これって昭和初期のイメージだけど江戸時代の? 室内には時期外れですが、部屋いっぱいに吊るし雛と兜と甲冑が展示されていました。 つるし雛にはひとつひとつ子供の成長を願う意味がこめられ、江戸時代から伝えられている。 主屋の外にある蔵は史料館になっています。 館内には渡辺華山・椿椿山合作の掛け軸(証明書在り とのこと)や 本居宣長が書いた書の掛け軸など、お宝沢山。 建物を堪能した後は裏山と庭園散策。 半夏生(半化粧)と裏山への入り口の紫陽花。 裏山には台風被害で大きな木が倒れたが、お稲荷様を避けて倒れたという パワースポット「大鐘家のお稲荷様」も。 商売繁盛の神様が祀られた神社。小さな可愛いおキツネさんが祀られていました。 「石垣」 天明7年(1787年)相良城(田沼城)が取り壊され、大鐘家が城の石垣を購入。 この道は田沼街道、相良から東海道藤枝宿まで続く七里(28km)の大名街道。 庭園のアジサイを鑑賞。 遅咲きの西洋あじさい「十二単衣」の開花には早かったです。 太陽の光で色が変わり、日向はピンク・日陰はブルーになるそうで、見てみたかった。 休憩所で大鐘もち・茶洋かんセット100円と百葉茶をいただきます。 大鐘もち→大金持ち になれるかしらん?(笑) テーブルにちょこっと試食も置いてあったのでいただきます。 焼生姜って初めていただくが、美味しかった。 現在も大鐘さんがこちらでお住まいという事にビックリでした。 重文にあじさい、堪能しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年06月15日 16時42分10秒
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