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2005.11.26
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カテゴリ:美術館・展覧会
ATCのリース

ATCミュージアムで27日まで行われてる吉原治良展に行きました。
朝日友の会割引で一般800円の料金が
団体料金600円で観る事が出来ました。

大阪が生んだ20世紀美術のトップランナー・吉原治良〈よしはら じろう)
の全貌を回顧する展示となっている。
まず初期の作品群、観覧する人が口々に言う感想は
「魚好っきやな~」
魚を題材にした物が実に多い。
初期の特徴は魚や花などの静物を題材にする事が多く
それらを窓辺に置く事により、静物画のみならず風景画でもある
作品となっています。
色調は茶系が基本で花の色も地味な色で、鮮やかな色を好まず
実際の物より暗い色彩で描かれてるようである。

その後、藤田嗣治に「他の画家の影響を受け過ぎている」と指摘され
次第に抽象画を描くようになりました。
正直、私のような凡人には抽象画は理解に苦しみます。
それから戦時中には前衛的である抽象美術を封印し
抑圧された時代で最大限出来うる実験的な作品を生み出しています。
この時代の作風は私にも理解できて好きですね。

戦後になり人と鳥をモチーフとした具象画へと変貌する。
「小さな噴水」という作品はユーモラスで好きです。
「涙を流す顔」なども理解しやすい作品で良いですね。
それから激しい筆致や創作の行為の跡を残すアンフォルメル絵画へと転じる。
これは申し訳ないですが、私には理解不能です。
でも写真などで見るより、実際に絵に向き合ってみると
絵の具の凹凸や滴りから、何かしらかを感じましたね。
一見無造作に即興的に描かれてるようにみえるが
実際はじっくりと構想を練り、絵の具の滴りさえも計算されてるらしい。
ですが私にとって居心地の良い空間ではありませんでした。
アンフォルメル絵画の作品群の次には、円が描かれた作品群が登場した。
これらの円に囲まれてると、何故かとても居心地が良かったです。
それまでと違って鮮やかな色も使い、明確なコントラストで
様々な円まるをさがしてが表現されていた。

最後に吉原治良氏の作品の製作風景の映像が流されていた。
筆だけでなく、自らの掌を使い描いていた。
全身全霊でキャンバスに向う姿は迫力があった。





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Last updated  2005.11.26 18:01:01
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