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アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

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2005.12.06
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カテゴリ:映画 ウ




あらすじ
スペイン、ラ・コルーニャに住むラモン・サンペドロ
(ハビエル・バルデム)は、25歳の夏に事故により首を骨折
寝たきりの生活を送る身体になってしまう。
それから26年後、ラモンは自ら人生にピリオドを打つことを決意する。
尊厳死を支援する団体のジェネ(クララ・セグラ)や女性弁護士フリア
(べレン・ルエダ)等と共に死ぬ権利を認める裁判を起こすが・・・。


感想
『アザーズ』アザーズのアレハンドロ・アメナバール監督作品。
アカデミー外国語映画賞など数多くの映画賞を受賞した。
ベネチア映画祭主演男優賞受賞のハビエル・バルデムは
制約のある役だが見事に演じきっていた。

尊厳死を真っ向からテーマにした作品です。
これだけの重々しい問題を扱っている割には
暗い映画になっていないのはラテン系の映画だからかな。
尊厳死は実に難しい問題ですね。
主人公のラモンは彼を愛する家族や友人を置いて
あの世に旅立つ決意をする。
彼のような立場じゃない人間が、いや同じ立場だとしても
個人の意思にとやかく言う権利はないかもしれないが
私は尊厳死の全ては否定しないが、彼の行動は理解できない。
家族のお荷物で明るい未来など描けない気持ちは分らないでもないが
誰だって明るい未来が待っている訳ではないし
私の目には彼の未来には幸福も待っているように映ったからである。
人それぞれに見方は異なると思いますが
尊厳死について語りたくなる映画でした。


『海を飛ぶ夢』公式サイト


ネタバレ感想
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ラモンは幸せだと思いました。
四肢麻痺という不幸な境遇ではあるのですが
兄嫁マヌエラ、人妻弁護士フリア、おしかけ女房ロサと
3人の女性が取り合うんですからね。
羨ましいかぎりです(笑)

親より先に死ぬのは不幸だと言うように
息子が死にたいと願う事は、親には苦しいでしょうね。
彼を愛している家族を残し、死を選ぶラモンは自分勝手に感じる。
家族を愛するからこそ、死を選んだともいえますが
死ぬのを手伝う事が愛などと言うのは、残酷な言葉である。

彼は生きていて良かった事がなかったと語ったが

本当にそうだろうか?

彼の周りには愛してくれる人々がおり、それは
何よりの幸福と思うが、それを感じなかったとしたら
本当の不幸である。

ラモンは色々理論的に語っていましたが
実のところ、Hが出来ないから死にたいんでしょうね。

監督の意思はラモンを肯定していて
死を選ぶ勇気のなかったフリアは
選択を誤ったという描き方でしたね。

死は誰にでも訪れ、死を恐れる必要はないというが
死を恐れるのは生物としては当然の感情ですよね。
死にたいなら舌を噛み切ったり、食事を摂らなかったりも
出来るのに、楽に死のうというのも気に食わない。

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Last updated  2009.03.23 06:45:49


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