2011/02/24(木)21:43
建仁寺 両足院
昨日、東山にある建仁2年(1202)、栄西禅師により開かた
禅寺の建仁寺(けんにんじ)に行ってきました。
俵屋宗達筆の風神雷神図の寺です。
(常設は複製)
訪れた理由は、建仁寺の塔頭である両足院(りょうそくいん)で
非公開文化財が3月19日まで公開中であるからだ。
拝観料600円を払い、中に入るとお寺の人が
建仁寺についてのお話をして下さった。
建仁寺は、栄西(ようさい)禅師(一般的には
「えいさい」と呼ばれるが、お寺では「ようさい」と
伝わってるそう)に開かれた寺院で、京都五山の
一つにかぞえられているようです。
建物は応仁の乱で焼け、嘉永年間(1848~1854)に
再建されたそうです。
栄西は日本に初めて、中国からお茶の種を持ち帰った人でもあって
お茶の始祖だそうです。
寺には茶の碑が建てられており、生垣はお茶の木だそうだ。
また、栄西を慕って一緒に日本にやってきた饅頭屋の人によって
日本に饅頭が広まる事となったとも言っていました。
長谷川等伯の「松に童子図」や、江戸後期に京都画壇として
活躍した伊藤若冲の「雪中雄鶏図」などが展示されていました。
織田有楽斎(織田信長の実弟)の名席として知られる
国宝「如庵」の写しと伝えられる茶室「水月亭」があります。
如庵とは、入り口の位置が違うと説明を受けた。
枯山水の方丈前庭と方丈東庭園、池泉廻遊式庭園の
書院前庭などの庭が美しかったです。
ただ、写真を撮ったら、撮影は禁止と言われたのが残念でした。
もっと撮りたかったのですが、こんな写真しか撮れなかった。
京の冬の旅スタンプラリーというのがあり、スタンプを
3つ集めれば、華頂、祇園鼓月「華心」、喫茶洛匠などで
和菓子とお茶等のおもてなしを受けれるそうです。
東山エリアでは、この両足院の他には建仁寺開山堂
高台寺、高台寺圓徳院でスタンプがもらえる。
妙心寺エリア、大徳寺エリアでもやってます。