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2006.09.17
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カテゴリ:美術館・展覧会
プラド美術館展

昨日、芸術の秋という事で、大阪市立美術館で開催されている
プラド美術館展に行ってきた。
秋に限らず、展覧会には足を運んでますけど(笑)
展覧会には朝日友の会の無料招待が多いが、珍しく今回は自腹で
京都市美術館のルーヴル美術館展とセットで2000円の券をローソンで購入した。

世界三大美術館にも挙げられる事のあるスペインのプラド美術館プラド美術館名画に隠れた謎を解く!
西日本で初の大規模な貴重な展覧会である。
でも、ベラスケスの「ラス・メニーナス」
「道化師パブロ・デ・バリャドリード」、「織女たち」
ゴヤの「カルロス4世の家族」、「着衣のマハ」宮廷画家ゴヤ
「裸のマハ」、「マドリッド、1808年5月3日」など有名どころが来ていない。
なので、7月15日から開催されてたが、あまり乗り気にはなれず
あと1ヶ月をきった時期に、ようやく重い腰を上げて観に行きました。
会場の入りは、なかなかの人出でしたね。
今日、入場者が20万人を突破したようだ。
20万人目の入場者には、ムリーリョ作「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」の額絵と
展覧会カタログが、記念品として贈られた。
良いな~、今日行けば良かったかな(笑)

十字架を抱くキリスト

この展覧会は、5章に分けて構成されている。
まず第1章は、スペイン絵画の黄金時代だった。
最初にサンチェス・コエーリョの「王女イサベル・クララ・エウヘ二アとカタリナ・ミカエラ」
という幼い姉妹の肖像画に迎えられた。
次に、「十字架を抱くキリスト」等のエル・グレコの作品が4点続いた。
エル・グレコの本名は、ドメニコス・テオトコプーロスと言い
エル・グレコとは、スペイン語で「ギリシャ人」を意味する。
青の時代の頃のピカソは、彼に影響を受けていた。

リべーラやスルバラン等の後に、待ちに待ったベラスケスの登場となった。
ベラスケスベラスケスの十字の謎は5点で、作品は小さかったですね。
それまでの肖像画家は、実際よりも美しく描いていたが
ベラスケスは道化も貴族も公平に、ありのままに描いた。
マネに「画家の中の画家」と称されるように
印象派に多大な影響を感じさせる作品群だった。

それから、スペイン語でボデゴンと言われる静物画が
まとめて展示されていた。
こいつら結構うまいやんと思いましたが(笑)、個人的には静物画では胸は躍らなかった。
私が静物画で観たいと思うのは、ゴッホぐらいかな。

貝殻の子供たち

バルトロメ・エステバン・ムリーリョの「貝殻の子供たち」です。
この絵は、大阪展のチラシやポスターに使われている。
これがメインでは地味すぎやな~と思ったが
実際に観るととても素晴らしく、好みの絵だった。
私は勉強不足で、この画家を知りませんでした。
スペイン絵画の黄金期である17世紀を代表する画家らしい。
彼は子供を次々と5人もペスト等で亡くし、6人目の娘も耳が聴こえなかった為
自分の子供達を愛しむかのように、子供を描いた絵を多数残しているようだ。
ここでは3作品展示されてましたが、子供と天使がとても愛らしく描かれており
とても気に入りましたハート
グッズ売り場のポストカードの上半期ランキングでは
ムリーリョ「貝殻の子供たち」、「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」
が堂々の1、2位を独占したそうだ。
自分の感性が間違ってなくて安心した(笑)

ヴィーナスとオルガン奏者

第2章は、16・17世紀のイタリア絵画です。
華麗な色彩をその特色とするヴェネツィア派を代表する画家
ティツィアーノ・ヴェチェッリオの4作品で幕を開けた。
ティツィアーノの「ウルビーナのヴィーナス」がゴヤの「裸のマハ」
そしてマネの問題作「オランピア」に繋がっていく訳だが
この「ヴィーナスとオルガン奏者」は宗教色を出して誤魔化しているが
私には「オランピア」なんかより卑猥に映りましたけどね。

グイド・レーニの「クレオパトラ」という作品がありましたが
クレオパトラの肌の血色が悪すぎで
デスラー総統メガハウス宇宙戦艦ヤマト デスラー総統 一歩手前でした大笑い
かなり、ぽっちゃりタイプで、当時の美人はそうだったんだろうな。

第3章は、フランドル・フランス・オランダ絵画。
ここでの目玉は、フランダースの犬大人になって観ても泣いてしまいそうです!世界名作劇場/フランダースの犬 1~13巻セットのネロ少年が観たがった
ピーテル・パウル・ルーベンスベルギー発行ルーベンス誕生400年6種の作品群でしょうか。
バロック期のフランドルの画家であるルーベンス★限定特価★ 人気のベルギービール!ヒューガルデン(ホーガーデン)禁断の果実24本
肉屋のルーベンスと揶揄されるように、豊満な女性を描く事を得意とし
そしてダイナミックな作風でも知られますが、今回展示された3作品でも
彼の特徴が十分に味わえました。

大公女マリア・テレサ・デ・アウストリア

第4章は、18世紀の宮廷絵画。
上の画像は、メングスの「大公女マリア・テレサ・デ・アウストリア」です。
雅なるロココの時代のティエポロやブーシェの作品が飾られていた。
西瓜が美味しそうでしたね大笑い

トビアスと大天使ラファエル

最後の第5章はゴヤで、フランシスコ・デ・ゴヤの作品が7点も展示されていた。
べラスケスの継承者である彼の描く肖像画は
決して美化される事無く、とても人間味溢れる表情をしている。
ゴヤは好きなので、7作品も観れて良かったんですけど
「巨人」ゴヤとか「犬」とかも観たかったな~しょんぼり

プラド美術館所蔵で私が見たい絵は来てなかったが
錚々たる著名な画家の作品が並び、悪くない展覧会でした。
以上でプラド美術館展の感想を終わります。
読めるもんなら読んでみろってぐらいに
長々と駄文を連ねてしまった大笑い





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Last updated  2006.09.17 15:11:19
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