アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

2008/03/01(土)00:12

『ボビー』'06・米

映画 ホ(33)

あらすじ 様々な人々が居合わせていたアンバサダーホテルに カリフォルニア州予備選挙に勝利した次期大統領候補 ロバート・F・ケネディ上院議員が現れる。 誰もが歓喜に酔いしれたその夜、悲劇は起きた・・・。 感想 ボビーと言っても、千葉ロッテの監督でも ナイジェリア人の外タレでもない アメリカ大統領のジョン・F・ケネディの弟の RFKことロバート・F・ケネディの事です 彼が大統領選の最中、アンバサダーホテルで 暗殺された1日を描いた作品。 だが、ボビーの側からではなく、ホテルにいた客や 選挙スタッフ、従業員などの多くの人達を通して あの事件について、ボビーという人物 ベトナム戦争、人種差別、不法移民、ドラッグ等 あの時代を浮き彫りにしている映画だ。 当時6歳だったエミリオ・エステヴェス監督が体験した 大きな衝撃を、感じる事が出来た。 私が産まれる前の事なので、JFKに比べ ボビーについては、兄と同じく暗殺された弟 ぐらいの認識しかなく、この映画により これほど多くの人が彼に対し、大きな希望を 抱いていたのかを、初めて知った。 やはり、日本人にとってRFKは、馴染みが無いせいか ゴールデングローブ作品賞候補で、しかも 豪華スター共演の映画ながら 全く話題にならず バナナボートのハリー・ベラフォンテをはじめ アンソニー・ホプキンス、マーティン・シーン ウィリアム・H・メイシー、ローレンス・フィッシュバーン デミ・ムーア、シャロン・ストーン ヘレン・ハント、ヘザー・グレアム クリスチャン・スレーター、イライジャ・ウッド アシュトン・カッチャー、リンジー・ローハン シャイア・ラブーフ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド ジョシュア・ジャクソンなど錚々たる顔触れですが スターと言っても、「昔は」という人が多く 今、アメリカではスターでも、日本では全然 という人が殆んどでは、話題にならなくても仕方ないか この多すぎる感のある出演者が、それぞれ適材適所の役で 絶妙に調和し、素晴らしい演技を見せている。 特に、フレディ・ロドリゲスが良かった。 唯一人、監督の演技がイマイチかな この映画は、主題歌も豪華です。 アレサ・フランクリンと メアリー・J・ブライジ 新旧ソウルの女王が夢の競演! これも、一般の日本人には、マニアックか? 『ボビー』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 ラリってた2人は、映画の良い道化役やったな(^◇^) へぇ~、ベトナム戦争から救う為に結婚という話が 実際にあってんな。 嘘でも、どうでもええ男とは、結婚せんて! イライジャは、鈍感なんだから(笑) ボビーの暗殺で、他にも被害者がいた事を 全く知らなかった。 無事で何よりでした。 ボビーの演説中に、サウンド・オブ・サイレンスが流れてきて あれ!?終わりと思った(笑) 最後にボビーの演説で締めるので 演説、演説では、くどくなるしな~(^_^;) 最後の演説は良かったが、長すぎるとも思った。 印象に残るような一節を抜き出した方が 良かった気もする。 イラク戦争、激化する銃犯罪、消えない人種差別 現在のアメリカは ボビーが望んだ社会とは 程遠いな・・・。   楽天以外の方は 本文中にURLをお願いします。 TBは、承認後に反映されます。

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