アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

2007/12/22(土)16:12

『秋のソナタ』'78・スウェーデン

映画 ア(94)

秋のソナタ 【BBBF-1281】=>10%OFF!秋のソナタ あらすじ 牧師館で暮らしているエヴァ(リヴ・ウルマン)と ヴィクトール(ハルヴァール・ビョルク)は 年が離れているが、静かな平和な生活をおくっている。 エヴァは、ピアニストとして華やかな生活を送ってきた 母シャルロッテ(イングリッド・バーグマン)を牧師館に招き 七年ぶりの再会をするが・・・。 感想 この前、BSでやってました。 秋のソナタ、略して 秋ソナ でも、残念ながら、ヨン様は出てません 冬ソナのパクリみたいな題名ですが こちらの方が断然古く、アカデミー賞2部門 (主演女優・脚本)候補の名作でもあり あっちがパクリか 内容は、冬ソナと全く違い、恋愛物ではなく ショパンの前奏曲(ソナタ)のような 抑圧された母娘の愛憎の物語です。 監督は、今年の7月に亡くなられた スウェーデンのみならず、世界を代表する監督の イングマール・ベルイマン 母国語では監督と同じ発音の イングリッド・バーグマンが主演を務めている。 彼女と言えば、『カサブランカ』や『誰が為に鐘は鳴る』 私は『汚名』が好きなんだけど 若くて美しい時の印象が強いが この作品は、彼女の最後の主演映画って事で 年老いて、品の良いオバチャンって感じでした ただ、3度のオスカーに輝いた演技力は 円熟さを加え、凄みが増していた。 彼女の役柄はピアニストなんですが 家族を顧みず、ピアノと恋愛に生きた女性で 家族を捨てて、ロッセリーニ監督との恋に走った バーグマン自身とダブって見えた。 対する娘役には、監督の恋人であり 江戸っ子のリブ・ウルマンが演じ バーグマンとのタイマン勝負にも 一歩も、ひけをとってませんでした ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい↓ この母娘は、特殊ではあるが 全ての母娘にも通じる物語だろう。 親は、その子供本来の良さよりも 自分の理想を押し付けがちである。 逆に子供は、親も只の弱い人間でしかないのに 理想の親の姿を求めてしまう。 しかし、どんなに憎んでも、希望は捨てきれない。 親子の因縁からは、決して逃れられない。 あまりに痛々しいバーグマンの姿に いくら酷い母親でも、残酷すぎやろ! いい年して、自分の不幸を全て母親のせいにすんな! と思ったけど、列車の中で「死ねば良いのに」 と言う姿を見て、同情したのが、バカみたいや(^_^;)   楽天以外の方は、本文中にURLを残して下さい TBは、承認後に反映されます。

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