テーマ:アニメあれこれ(25335)
カテゴリ:アニメ
![]() あらすじ 竜が人間の住む世界に現れて共食いを始めるなど 異変が起こりはじめた多島海世界“アースシー”。 異変の原因を探るべく旅に出た大賢者ゲドことハイタカは その途中で父王を刺して国を飛び出してきたエンラッドの王子 アレンと出会った。 2人はともに旅を続け、ハイタカの昔なじみ テナーの家へ身を寄せる。 しかし、テナーと共に住んでいた少女・テルーは、心に闇を持ち 自暴自棄となるアレンを嫌悪するのだった・・・。 感想 世界の宮崎駿の息子 宮崎吾朗の初監督作品。 アーシュラ・K・ル=グウィンの 名作ファンタジー ![]() 読んだ事はありませんけど、原作とは違うらしい。 なんでも、ゲド戦記と宮崎パパの 「シュナの旅」 ![]() 原作者や原作ファンは、納得しないだろうが 個人的には、小説と映画は別物なので それは構わないと思いますけど、残念な事に これは色んな物が欠けている作品でしたね 絵だけ見てると、『風の谷のナウシカ』 ![]() 『もののけ姫』 ![]() ![]() 連想させるんだけど、吾朗監督には 宮崎駿のようなユーモアが欠如している 宮崎駿作品で最も暗い『もののけ姫』でも 笑える場面はあったが、この作品には皆無やね ![]() それから、宮崎駿作品に欠かせない 観てる人や玩具メーカーが喜ぶ グッズが欲しくなるキャラクターが この作品には登場しないので サービス精神にも欠けるなと感じた。 それら全ての起因は、演出力の欠如にあると思う。 この映画の唯一の収穫である 手嶌葵(新人) ![]() を長いと感じさせる演出にも それが、よく表れていた。 まぁ、初監督なんだし、当然やね。 「命を大切にしない奴なんて 大嫌いだ!」 この有名な台詞に象徴されるように 命を軽視する事件に溢れる現代に対して 命の大切さを伝えようという姿勢は評価したいので 宮崎吾朗(新人)監督には、今回の失敗にめげずに 経験を生かして頑張ってもらいたい。 『ゲド戦記』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 アレンとテルーは、アシタカとサンっぽいな。 命の大事さを説くのはテルーの方だから 役割は反対になってたけど。 竜になったテルーの背中に乗るアレンは もろ、千とハクを意識してるよな。 これも男女は逆転してるけど。 それにしても、テルーが竜になるのは唐突過ぎ。 アレンとテルーが真の名を教えあうシーンで 部屋にいたのに、いきなり外になって竜が現れたけど あれじゃ伝わらんわ。 テルーの熱唱シーンを、工夫せずに長々と映すぐらいなら 映画の見せ場になり得る筈の、テルーから竜に 竜からテルーに変身する場面をきちんと描いたり それに対する他のキャラのリアクションを ちゃんと描くべきだよな。 楽天以外の方は コメントにURLをお忘れなく♪ TBは、承認後に反映されます。
Last updated
2008.07.13 19:44:37
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