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アレ、ときどき浩人 そらそうよ おーん

アレ、ときどき浩人 そらそうよ おーん

2008.07.13
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カテゴリ:アニメ




あらすじ
竜が人間の住む世界に現れて共食いを始めるなど
異変が起こりはじめた多島海世界“アースシー”。
異変の原因を探るべく旅に出た大賢者ゲドことハイタカは
その途中で父王を刺して国を飛び出してきたエンラッドの王子
アレンと出会った。
2人はともに旅を続け、ハイタカの昔なじみ
テナーの家へ身を寄せる。
しかし、テナーと共に住んでいた少女・テルーは、心に闇を持ち
自暴自棄となるアレンを嫌悪するのだった・・・。


感想

世界の宮崎駿の息子
宮崎吾朗の初監督作品。

アーシュラ・K・ル=グウィンの
名作ファンタジーの映画化だそうですが
読んだ事はありませんけど、原作とは違うらしい。
なんでも、ゲド戦記と宮崎パパの
「シュナの旅」を合わせた話みたいです。

原作者や原作ファンは、納得しないだろうが
個人的には、小説と映画は別物なので
それは構わないと思いますけど、残念な事に
これは色んな物が欠けている作品でしたね


絵だけ見てると、『風の谷のナウシカ』
『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』
連想させるんだけど、吾朗監督には
宮崎駿のようなユーモアが欠如している

宮崎駿作品で最も暗い『もののけ姫』でも
笑える場面はあったが、この作品には皆無やねほえー


それから、宮崎駿作品に欠かせない
観てる人や玩具メーカーが喜ぶ
グッズが欲しくなるキャラクター
この作品には登場しないので
サービス精神にも欠けるなと感じた。


それら全ての起因は、演出力の欠如にあると思う。

この映画の唯一の収穫である
手嶌葵(新人)の素晴らしい歌声
長いと感じさせる演出にも
それが、よく表れていた。


まぁ、初監督なんだし、当然やね。



「命を大切にしない奴なんて
 大嫌いだ!」

この有名な台詞に象徴されるように
命を軽視する事件に溢れる現代に対して
命の大切さを伝えようという姿勢は評価したいので
宮崎吾朗(新人)監督には、今回の失敗にめげずに
経験を生かして頑張ってもらいたい。


『ゲド戦記』公式サイト

ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。


アレンとテルーは、アシタカとサンっぽいな。
命の大事さを説くのはテルーの方だから
役割は反対になってたけど。

竜になったテルーの背中に乗るアレンは
もろ、千とハクを意識してるよな。
これも男女は逆転してるけど。


それにしても、テルーが竜になるのは唐突過ぎ。

アレンとテルーが真の名を教えあうシーンで
部屋にいたのに、いきなり外になって竜が現れたけど
あれじゃ伝わらんわ。

テルーの熱唱シーンを、工夫せずに長々と映すぐらいなら
映画の見せ場になり得る筈の、テルーから竜に
竜からテルーに変身する場面をきちんと描いたり
それに対する他のキャラのリアクションを
ちゃんと描くべきだよな。
 
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Last updated  2008.07.13 19:44:37


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