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2008.10.12
テーマ：レンタル映画(815)
カテゴリ：映画 シ
 あらすじ 南北戦争にゲリラとして参加し、その後は犯罪集団となった ジェシーとその兄フランクが率いるジェームズ一味。 彼らが新たに企てた列車強盗計画に、ひとりの若者 ロバートが加わった。 彼は新聞や本でジェシー一味の活躍を知り ジェシーに心酔していたのだ。 列車強盗を行なった後、一味は分散して身を潜めることに。 ロバートはジェシーに側に残るように言われ 有頂天になるが・・・。 感想 おもくそ ネタばれしとる タイトルやん  そう、ジェシー・ジェームズ  が暗殺される話なんです。 アメリカ人なら、誰もが知ってる 有名な話らしく、隠す意味無いって事だろうが 殆んどの日本人は、知らんって  なんでも、世界初の銀行強盗をした男で 犯罪者ながら、英雄視されていたらしい。 その英雄  を演じたのはブラピでヴェネチア映画祭では、男優賞を受賞した。 ですが、アカデミー賞をはじめ多くの映画賞に ノミネートされたのはブラピではなく ベン・アフレックの弟 ケイシー・アフレックだったように ケイシーの演技の方が印象に残った。 この作品は、英雄を暗殺した男の視点から描かれていて 助演男優賞扱いだったけど、主役は彼でしたからね。 そして、ベン・アフレック役(笑)の サム・ロックウェルは、この二人に全く ひけを取らない存在感を発揮してたな。 この三人を中心に描かれる男のドラマだったので 顔の系統が同じで、監督の女の好みが 一目瞭然だった  メアリー・ルイーズ・パーカーズーイー・デシャネル、アリソン・エリオットの 女優三人は、影が薄かったですね  それから、印象に残ったのは、映像の美しさ 撮影監督のロジャー・ディーキンスは 『ショーシャンクの空に』  、『ファーゴ』 『クンドゥン』、『オー・ブラザー！』  『バーバー』  と５度もオスカー候補になった人で 今年も、この作品と『ノーカントリー』  で撮影賞に、Ｗノミネートしました。 また、候補止まりでしたけど そして、音楽も印象に残るメロディで 良かったと思いました。 ただ、地味で長い映画なので あのメロディに、眠気を誘われる人も 少なくないやろうな キャストは他に、サム・シェパード 『２８週後・・・』  のジェレミー・レナー『エリザベスタウン』のポール・シュナイダー マイケル・パークス、テッド・レヴィン等。 『ジェシー・ジェームズの暗殺』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 最初は、くだらない会話が続いて 完全に外れだなと思ったけど(笑) 頭の鈍そうな話し方をするボブが 意外に侮れない奴だと分かっていき ジェシーとボブの間に生じる緊張感が次第に 見ごたえのあるドラマにしていった。 ジェシーみたいになりたいと夢見たボブは ジェシーを暗殺する事で、ジェシーと同じくらい 有名になる事には成功した。 しかし、それは英雄としてではなく 卑怯者としてだった。 ジェシーを超える筈の行為が逆に 更に、ジェシーの名声を高める事となった皮肉。 信頼の証とも言えるジェシーから貰った銃で 丸腰の相手を背後から撃ったのだから 予測できそうなものを、若さ故の浅はかさやったな。 しかし、ジェシーも仲間を殺してる訳やし 二人は、それ程には大差はないと言え 暗殺されて生涯を閉じている等、共通点も多いのに 人々の評価は真逆であるが、何が二人を分けたのか？ まず、ジェシーには、数多くの伝説があるが ボブのした事は、ジェシーを暗殺した事だけという点がある。 それから、体制への反逆者ジェシーに対し ボブは警察の犬だった点。 そして、自慢気に、自ら暗殺劇を演じたボブと 自らの伝説に対し、話す事はしなかったジェシー 二人の人としての器の大きさの違い。 と言うか、人生経験の違いが 二人を分けた大きな違いかな。 楽天以外の方は コメントにＵＲＬをお忘れなく♪ ＴＢは、承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2008.10.12 07:55:23
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