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2009.11.27
テーマ：ＴＶで観た映画(3717)
カテゴリ：映画 タ行
 あらすじ 「インテリア・デザイン」 駆け出しの映画監督アキラと共に上京してきたヒロコ。 部屋探し、就職・・・、物事が上手くいかない中で ヒロコは自分の居場所が次第になくなっていくのを感じる。 「メルド」 東京の下水道から出没する謎の怪人「メルド」。 人々が恐れる中、ついに大きな事件が起こり・・・。 「シェイキング東京」 １０年間引きこもりの生活を続けている一人の男。 ある日、配達に来た美しい少女と目が合い・・・。 感想 カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され 審査員賞に輝いたのは、東京は東京でも 黒沢清監督の『トウキョウソナタ』でしたが  『エターナル・サンシャイン』  でアカデミー賞脚本賞受賞の ミシェル・ゴンドリー 『汚れた血』  で、ベルリン国際映画祭アルフレード・バウアー賞受賞の レオス・カラックス 『グエムル -漢江の怪物-』  でアジア・フィルム・アワード作品賞受賞の ポン・ジュノ 錚々たる顔ぶれが、東京を題材にした 映画を競作したとあっては、やっぱり 気になるんで、観てみましたけど これが東京？  ハリウッド映画みたいなトンデモ日本やなかったけど それほど、東京やなぁとは感じへんかったな  たとえタイトルが 『ＴＩＢＡ！』 『ＫＡＮＡＧＡＷＡ！』 でも、違和感ない感じ まぁ、３人とも東京に、あまり 好印象を抱いてない のだけは分かった  出演は、『サンサーラ』  の藤谷文子 加瀬亮、伊藤歩、妻夫木聡、大森南朋、でんでん 『ポンヌフの恋人』  のドニ・ラヴァン 『ルーヴルの怪人』  のジャン＝フランソワ・バルメ 石橋蓮司、北見敏之、嶋田久作、ジュリー・ドレフュス 『故郷の香り』  の香川照之 蒼井優  、竹中直人、荒川良々。ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 最初の「インテリア・デザイン」以外は 舞台が東京やなくても、成立するよな(^_^;) 現に「メルド」は、続編はニューヨークやし（笑） 作品の順番としては、「メルド」は絶対に ２番目しかあり得へんし（笑）、役者の格を 考慮すれば、この順番しかないかな。 「インテリア・デザイン」でのアキラ等の 学生時代の写真は、まるでコントやったな（笑） それから、なんか香港映画っぽい演技に見えた（笑） アキラの撮った骸骨ライダーの映画に ゴンドリーらしさが出てたかな。 東京の住宅事情をウサギ小屋と皮肉りながら 一転して、居場所を失ったヒロコが、次第に 椅子化していくファンタジーに(^_^;) 最後の「シェイキング東京」は、引きこもりが 恋をして外界に飛び出すのに対して、夢を持って 上京して、最後は椅子になって引きこもる訳で 真逆の内容やな。 ゴジラのテーマでハゲ外人が大暴れする 「メルド」のＴＶインタビューも コントみたいやったな。 まぁ、コメディやからな(^_^;) メルドの言葉が分かるフランスの弁護士は やたら大きな身振りしとったけど、メルドは 普通に喋ってたし、あの弁護士も裁判では 身振りなしで喋ってるやん（笑） 「日本人が１番汚らわしい 長生きし過ぎだし 目が女性の性器の形」 もっと深い理由があるのかと思ったら そんな理由かい（笑） 死刑になるけど、イエスのように復活して 次回はニューヨーク編って(^_^;) 「シェイキング東京」は、１０年間引きこもってた男が 地震で倒れたピザの配達員の起動ボタンのような マークを押すと目を覚ますけど、あれって、どういう事？ ガーターベルト最高（笑）の優ちゃんに恋するが 今度は、完璧に整理整頓された部屋を見た優ちゃんが 引きこもりになってしまう。 ポン・ジュノ監督は、竹中直人の個性を見抜いてるな（笑） 彼女に会いに行こうと決心して、２日目に 蔦だらけの家を飛び出すも、自転車も蔦だらけで 走って行く事に。 １０年も引きこもってたら、息も切らんと あんなに走れる訳ないって(^_^;) 外に出てみると、みんな引きこもりって 誰がお金を送ってるねん？（笑） そもそも、１人暮らしの引きこもりって 難しいやろ(^_^;) ラストは、男が優ちゃんのラブのボタンを押して 地震が起きたところで終わり。 ３作品とも、ハッピーエンドとも バッドエンドとも言えない中途半端な 終わり方やったけど、最後のが１番 希望を感じるエンディングやったな。 楽天以外の方は コメントにＵＲＬをお忘れなく♪ ＴＢは、承認後に反映されます。
Last updated
2009.11.27 21:45:56
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