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2011.06.10
テーマ：ＴＶで観た映画(3795)
カテゴリ：映画 ハ
 あらすじ 太平洋戦争敗戦直後、結核を患う青年は、人里離れた 結核療養所“健康道場"に入所する・・・。 感想 太宰治  生誕１００年 記念映画 あまり本を読まないもので、せっかく 映画になったのだからという理由と 芥川賞作家の川上未映子  がキネマ旬報 新人女優賞 を受賞した作品というので観てみた。 川上未映子の本は読んだ事はないけど 彼女の顔は、結構好きだったので 贔屓目も否定できないが  、確かに賞を獲ったのも頷ける存在感だった  そして、彼女共に、とても魅力的だったのが 仲里依紗  彼女の事はブサカワだと思っていたが この作品では、普通に可愛いと思った  文学男子向けの作品ではありますが 主人公の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』  の染谷将太やすっかり落ちぶれてしまった『東京島』  の窪塚洋介も出てるのでイケメン好きな方も、それなりに楽しめると思います  共演は、ふかわりょう、小田豊、杉山彦々 ＫＩＫＩ、洞口依子、ミッキー・カーチス。 監督は『パビリオン山椒魚』  の冨永昌敬。 ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 死と隣り合わせな世界を描きながらも あまり悲壮感を感じない所が良かったが これは賛否両論ある部分かな。 わざと病状を悪化させる事をしていた 青年が、敗戦を機に生まれ変わって 「やっとるか」 「やっとるぞ」 「頑張れよ」 「よしきた」 変な挨拶をする結核療養所に入る。 冒頭で退院する患者の役なんて、窪塚洋介も 落ちる所まで落ちたなと思っていたら 流石に、そこまでは落ちぶれてなかったか（笑） 控えめな美人と噂される竹さんが、やって来るが ひばりは美人ではなく年増だと酷評する。 若くてピチピチのマア坊という好きな人がいるし あの若さでは年増の良さが分からないのも 無理はないかと思っていたら、本当は最初から 竹さんの事が好きだったのかよ。 認めたくないものだな、自分の若さゆえの過ちと いうものをって事で、新しい男としては、ご飯を 多く入れるような古い女を好きになった事を 認めたくなかったんか。 「紀州の殿様お通り」 英語の発音がキザで看護師３人をはべらす ハーレム状態はムカつくとは言え、大学生の癖に 結核なんてけしからん等と、無茶苦茶な事を 思われていた固パンを助けた魔法で 古い女を侮ってはいけないと気付いて あの辺から、心変わりしたのかと思った。 竹さんは、つくしと結婚するけど、竹さんは ひばりの事を、どう思ってたんやろ？ ご飯を多く入れたのは、単なる親切かもしれんけど カツラという秘密を見せたり、お揃いの人形を 贈ったりとか、やっぱり好意があったんかな？ ただ、ひばりはマア坊と付き合っていると 療養所ではされてたし、積極的に手紙で アタックした、つくしを選んだ訳か。 襲われないのが不思議なほど、雑巾がけする姿が エロすぎる竹さん（笑）は、大人の癖に遠慮を知らない 女心も知らない男としておしまいな（笑）つくしに 取られてしまったものの・・・ 「あ・と・で・ね」 透き通るほど、無欲な美しさのマア坊と 付き合えるなんて、ひばりは恵まれすぎで ムカつくな（笑） 結構長い事生きてきたけど、金歯が可愛い事を 初めて知ったわ（笑） 化粧やパーマが、けしからんと古い男達に 追い出されそうになって、泣きじゃくった 孔雀に対し、謝罪しながらも悪い事をしたとは 思わないという新しい女らしい気の強さがあり 電球を点滅させながら、ひばりの妄想の声？ 心の声？で追いつめる怖さを持ってるので 付き合うのは楽じゃなさそうやけど(^_^;) 大人は無理をして生きているので、若造の助言を そのまま言うのはプライドが許さずに 芝居の作用なんて、意味が分からない事を 言ってしまった越後やから、オルレアンの少女の 作詞家には、ただ似てるだけってオチかと思ったら ほんまに、そうとは意外やった。 このページのトラックバックURL： http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/26609310 虎団Ｊｒ． 虎ックバック専用機に 承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2011.06.10 08:24:09
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