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2011.06.20
テーマ：ＴＶで観た映画(3798)
カテゴリ：映画 フ
 あらすじ ６年２組のクラスを受け持った新任教師は クラスでブタを飼い育て、卒業時に自分たちで 食べるという驚くべき授業を始める・・・。 感想 豚  まるごと一頭食べる ニワトリ  を殺して食べる授業で有名な鳥山敏子  に影響され９０年代、大阪の豊能町立東能勢小学校の新任教師 黒田恭史が実際に行った授業の映画化。 「豚のPちゃんと32人の小学生 命の授業900日」  という原作の題名と違い、生徒の数は２６人だったり 飼育期間が１年だったり、舞台が東京だったりと 映画的脚色が、かなり加えられてるようですが。 変な方言を聞かされるくらいなら、舞台は むしろ東京の方が良いし、脚色してる部分こそ 『ドルフィンブルー フジもういちど宙へ』  の前田哲監督がこだわってる所なんだろうとは思うけど・・・。 食うべきか 食わざるべきか 子供達には、台詞と結末が書かれていない脚本を渡し ある意味、ドキュメンタリーのように撮影された 討論の場面が、最大の見所と言えるでしょうか。 出演は、『ウォーターボーイズ』  の妻夫木聡 原田美枝子、大杉漣、田畑智子、池田成志 『コドモのコドモ』  の甘利はるな夏居瑠奈、戸田菜穂、ピエール瀧、清水ゆみ 近藤良平、大沢逸美、くわばたりえ。 『ブタがいた教室』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 ３年生に引き継ぐ派と食肉センター派で 意見が割れるのは当然やけど、見事に半々に なったのは、最後に妻夫木聡の見せ場を 与える為ってのが、あざとすぎる演出で ちょっと冷めたな(^_^;) 脱走した方向音痴の良牙（笑）が、警察に 捕まる場面も、討論場面ばかりだと飽きるから 無理矢理に、事件を起こしましたって感じで 作り物臭すぎて、うんざりした。 子供達の討論が、この作品で最も重要なのは 分かるけど、堂々巡りの議論を延々聞かされ 流石に長すぎるように思えた(^_^;) 子供達は、転校生と、その他大勢って感じで 子供達それぞれに、あまり思い入れがなかった分 余計に、そう感じた気もする。 本来なら、転校生が討論でも、中心になった方が 映画としては、まとまりが良いと思うけど 討論では、あまり活躍せんかったもんな(^_^;) ブタブタブ～タブタ♪荷馬車が揺れる（笑） 最後は、Ｐちゃんは食肉センターのトラックで運ばれるが 豚を育てた事、食べるかどうかを議論した事で、命の大切さ 食べ物について学べたし、有意義な授業ではあったけども Ｐちゃんが殺されるのを見ない事には、当初の目的は 果たせてないと思うけどな(^_^;) もし、多数決で、３年生に引き継がせるになってたら 星先生は、どうしてたんやろな。 あの大きさの豚を、新４年生に世話させるのは 危険過ぎるし、Ｐちゃんの問題は６年２組だけで 解決すべきやし、あんな投票させるべきちゃうやろ！ 夏休みの世話の事を考えてなかったり、卒業間際に 豚を引き継いでくれるように頼んだりとか 子供の自主性を尊重するとか言って、教師の責任から 逃げてきたり、ガーンとかドーンとかの話しぶり通り 星先生は、適当過ぎるように感じた(^_^;) 愛着が生まれるから、名前を付けるのは 断固、厳しく反対すべきやろ！ それに比べ、そんな星先生を信じ、怪我をした 服が臭い、豚の話しかしない（笑）と文句を言ってきた 保護者に頭を下げた校長先生は、格好良かったな。 理解のある女性校長、皮肉を言う教頭って 金八先生を思い出した（笑） このページのトラックバックURL： http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/26658862 虎団Ｊｒ． 虎ックバック専用機に 承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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2011.06.20 08:37:30
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