2012/07/25(水)07:53
『アンチクライスト』'09・丁・独・仏・瑞・伊・波
あらすじ
激しいセックスに没頭している最中に
幼い一人息子が・・・。
解説
カンヌ国際映画祭
女優賞受賞
出演は『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール』
のシャルロット・ゲンズブール
『マンダレイ』のウィレム・デフォー。
パルム・ドッグ賞
ノミネート
受賞したのは『カールじいさんの空飛ぶ家』のダグで
本物の犬でなくても、CGでも良いみたいですけど
ネタバレになるが、犬ですらないやん
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の
ラース・フォン・トリアー監督が、鬱病の
リハビリがてらに撮った作品なので
勇気がある人だけ、ご覧下さい
撮影は『ドッグヴィル』の
アンソニー・ドッド・マントル。
『アンチクライスト』公式サイト
ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。
赤ちゃんが転落するスローモーションの
プロローグが美しすぎるな。
あのプロローグがなかったら、この監督は
単純にイカれてるとしか思えんかった(笑)
それにしても、よう分からん映画やったな。
目が覚めたデフォーの手についてたのは何?(笑)
それよりも、もっと根本的な部分が謎だらけ(^_^;
「自然は悪魔の教会」
屋根に落ちる団栗の音とか、自然は確かに怖い(^_^;
子供を失って落ち込む妻を、セラピストの夫が
回復させようと、恐怖を克服する為に、妻が
怖いと言う森に行く事になった第1章悲嘆は
まだ理解出来たけど、タイトル通りの第2章
苦痛(カオスが支配する)から、カオスに突入
かのパルム・ドッグ賞にノミネートされた
喋る狐が、いきなり現れて呆然(^_^;
これってファンタジー?、コメディ?(笑)
『Antichrist』のtが、♀になってるように
反キリストは女、女の本質は悪魔というのが
作品の主題のようで、第3章絶望(殺戮)では
靴を反対に履かせる児童虐待が明らかになり
SMセックスを求めたり、自慰行為をしながら
クリちゃんを切除したり、夫の足に穴を空けて
砥石をカスタマイズ(笑)する等、悪魔的な
行動を妻が連発する。
穴に隠れて、五月蝿いカラスを殺した夫だが
発見され、最終章の第4章三人の乞食に。
カラス、狐、鹿が三人の乞食?
三人じゃなく、1羽、1匹、1頭やん(笑)
セックスの最中で、赤ちゃんに気付かなかったと
思ってたら、子供の命より快楽を優先したんか(^_^;
妻には恐怖を克服するように言っていた夫だが
恐怖に駆られて妻を絞殺して、火を放つ(^_^;
エピローグの山を登る大勢の人々は、顔にボカシが
入ってるのは、葬式の場面でもそうだったし
この作品での方針でもあり、顔が見えない方が
不気味だからって事だろうけど、時々映った
無数の手や死体とか、彼女達の正体って何なん?
アンドレイ・タルコフスキーに捧ぐって書かれてたが
『惑星ソラリス』はリメイクしか観たことないし
恥ずかしい話やけど、1本も観た事ない(^_^;
この映画に近い感じなら、これからも観ようって
勇気がもてへんな(笑)
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