カテゴリ:アニメ
小鳩「ただでさえ無理っぽい仮定に限定が加わった。こうなれば防災計画説は諦めた方が良い。むしろ月報船戸説の方が自然だ。犯行現場の予想でもっと細かい場所を指定した。クラス毎に内容の違うものを配った」 小山内「じゃあ、容疑者様の名前は?」 小鳩「氷谷優人くん」 小山内「見事ね小鳩くん」 小鳩「時間がかかってるし、被害も出てる。褒めてもらえる手際じゃない。おかげで公共の福祉にお役に立てた、なんて思わない。僕はただ知恵働きを楽しんでただけだよ、知ってる癖に小山内さん」 真夜中の公園。連続放火犯は捕まり、とうとう小鳩と小佐内は出会った。この事件について、小鳩がしていたことを知りたいのだと小佐内はいう。小鳩は、河川敷での不審火をきっかけに、事件に興味を抱いた経緯を語り出す。しかし小鳩にも、まだ推理できていないことがあって……。 小鳩「小山内さんがこの事件に関わってると知って、僕が最初に考えたのは一体誰に対するどんな復讐なんだろうって事だったよ」 小山内「わたし何も知らなかった。放火犯はきっと新聞部の作戦を知って、その裏をかいてくるって思ってた。だから新聞部がカバーしてない所を狙って張り込んだの」 小山内さんの1番の目的は復讐やったから、どう復讐するかに頭使ってたから、放火犯の推理は諦めたんか ![]() 堂島との会話で被害を見逃そうとしてる事に小鳩くんが苛立ってたが、実際には被害そのものには全く興味なくて、被害を出さずに解決する方法を思いつかんかったんが悔しかったんやな。 高校時代が昔すぎて、学校新聞ってどんな感じやったんか思い出せんけど、クラス毎に違う内容のものを配る事が可能やねんな。 でも、瓜野と氷谷みたいにクラスが違う友達おるし、完全には絞り込めんような気もしたが、瓜野が鍵になってるから、氷谷しかおらんわな。 氷谷が書き方が変わったって曖昧な聞き方やなくて、犯行現場が具体的になったって言えば、小鳩の情報操作を出し抜けたのに、尻尾をつかまれたくなかったんかもしれんが、鈍感な瓜野が気付く訳ないやろ ![]() ハンマーの痕跡も瓜野が気付かんから、教えてあげたんやし。 小山内「小鳩くん彼女とはどうしたの?」 小鳩「仲丸さんは他にちゃんと恋人がいてね。それを知っても、それまで通りにしてたら、なんだか人間失格みたいな勢いで怒られちゃった」 小山内「あ、うん。それは人間失格っぽい。知りたかったの。恋とはどんなものかしらって。私瓜野くんの為に尽くしたのよ。行動が気持ちを育てると思った。自分でも上手くやったと思うのに。さっき瓜野くんが見た通り、私はちっとも変わりはしなかったの」 小山内さんはマロングラッセと喩えて、「上辺が本性にすり替わる。手段はいつか目的になる。あなたが私のシロップなのよ」って言ってたが・・・ お前、変わらんかったな ![]() 小山内「わたし瓜野くんと付き合ってこう思った。この子、他愛ないなって」 小鳩「なっ!? ![]() 小山内「私達とっても賢い訳じゃない。本当に賢かったら、もっと間違いは少ない筈。何より誰も傷つけずにいられる筈。だけど全然無能だって言うのも嘘なのよ」 小鳩「僕の本当の趣味はこっちなんだ。今夜みたいな解決編の方が何倍も興奮する。こっちの方が、体温が上がるよ」 小山内さん相手に、元カノ仲丸さんへの当てつけ言っちゃう小鳩くん ![]() 解決編って、メタ発言やね。 小山内「1年かかってグルっと一回り。わたし小鳩くんがベストだとは思わない。きっとこの先、もっと賢くて、それでいて優しい人に巡り合うチャンスがある。私その日を信じてる。でもね小鳩くん、この街にいる限り、船戸高校にいる限り、白馬の王子様が私の前に現れるまでは、私にとってはあなたが次善」 小鳩「小山内さんにとって僕がそうであれば、最高の組み合わせだけど、そうでなかったとしても、とりあえず今のところだけでも、僕にとって小山内さんは必要だと思う」 小山内「瓜野くんが付き合ってくれの一言で済ませた事を、私達どれだけ言葉を積み重ねないといけないの。小鳩くんまた一緒にいようね」 嘘が通用しない相手同士とは言え、えらい二人ともぶっちゃけるよな ![]() 堂島「流石に瓜野が気の毒だよ」 小鳩「友達に馬鹿にされ続けて、部下だと思ってた同級生に皮肉な記事を書かれて、おまけに恋人だと思ってた女の子に・・・」 堂島とは友達やないとしても、瓜野と小山内さんが付き合ってたこと言ってへんかったんかい ![]() バターロールしか食べれない氷谷が気晴らしに放火してて、瓜野の記事通りにしたら友達が喜ぶし、一石二鳥なんじゃね?みたいな感じやと思ってたが、瓜野の防災計画説を聞いて、思いもよらなかったって驚いてた時から、規則性なく適当に放火してただけやのにアホちゃうって馬鹿にしてたんや。 小鳩「電話の音は何らかの理由で、瓜野くんにあなたが犯人だと言わせる為の誘導の一つだったと考えられる。小山内さんの行動は5月を境に変化している。その頃から小山内さんは瓜野くんへの復讐を始めた。いつか間違った告発をさせるという、ね」 小山内「小鳩くんならきっと分かってくれると思ってた。わたし高校に入ってから、初めて本当に復讐したの。1年の春はせいぜい仕返しだったし、2年の夏は自分を守る為だった。私にとって復讐はあんなものじゃない。相手に敗北感を植え付けて、行動が愚かだったって思わせて、自分の無力を心から信じるようにする事なの」 小鳩「教えてくれないかな?瓜野くんはなんでこんな目に遭ったのかな?」 目で合図されて、情報料として栗きんとんをよこせって事やと瞬時に察して、渋々と差し出す小鳩くん、瓜野の気持ちを熱演して、早く食べんかったんが悪い ![]() わたしに、勝手にキスしようとしたの 羊宮妃那さんの声で聞きたかったけど、色々な解釈する余地がある小説の良さを残そうと、どんな言い方やったんかは、それぞれの想像力に委ねて、あえて文字だけやったんやろうな。 わざとレシートを落として拾わせるなんて、恋人にはさせん行為やし、やっぱりあそこが起点やね。 レシートを思い出って、別れるって言ってるようなもんやったし ![]() 曜日違いが小鳩の情報操作やったとしたら、どうやって犯人を特定するんやろうと思ったが、瓜野に犯人とミスリードさせる為の小山内さんの情報操作やったんやな。 堂島に放火しそうと思われてた小山内さんやけど、視聴者や読者は主人公やから犯人ちゃうと信じてたし、もし小山内さんが犯人ならレシート挟んだ文庫を忘れるなんてヘマはせんと思ってたが、瓜野の立場やったら騙されてもしゃーないか。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 第1期では『春期限定いちごタルト事件』を4話で、番外編の『巴里マカロンの謎』の「伯林あげぱんの謎」を1話挟んで、『夏期限定トロピカルパフェ事件』に5話を要したけど、『秋期限定栗きんとん事件』は上下巻って事で7話かかったが、次回から『このミス』2位で小市民シリーズ最高傑作と言われる『冬期限定ボンボンショコラ事件』に突入、1クール12話やとして残り5話なんかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2025.05.18 13:17:21
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