2007/10/23(火)22:11
ミーハーで恥ずかしいけど
わざわざ映画館へ行って劇場版の「HERO」を観た。
木村拓哉が特別好きなわけではない(かといって、アンチキムタクでもない)。
「テレビドラマを映画で観ても」と辛口の批評があることも知っている。
単純娯楽映画であろうと、ミーハーと言われようと、観たいものは観たい。
2001年のテレビシリーズから、「HERO」は好きで、欠かさず観ていた。
実在しえないほど正義感の強い主人公。
そんな偶然はないだろ?というできすぎた話。
いくら足を使ったとしても、通常見つけられるはずのない物証が出てきてしまう(全く知らない人のために説明すると、HEROは木村拓哉演じる、型破りで正義感の強い検事と、同じ支部の検事や事務官たちのストーリーである)。
だけど、そんなことはいいのである。
ドラマなんだから。
フィクションなんだから。
「HERO」のシリーズを観ていつも思う。
「仕事は大変でも楽しくやりたい」
「仕事は信頼しあえるメンバーでやりたい」
「仕事は信念とプロ意識を持ってやりたい」
「小さな仕事でも、ひとつひとつきちんとやりたい」
「どうせ同じ仕事をやるなら、カッコよくありたい」
「ついでに、ユーモアの精神も忘れなければ、もっといい」
木村拓哉演じる久利生検事に憧れるのではなくて、「仕事は、ああいう風にやりたい」とあの職場環境に憧れてしまうのだ。
...で、明日から気持ちよく仕事ができるように錯覚して帰るのである(笑)。
そういう意味では映画も期待通りだった。
韓国へ行く必然性には無理があったが、イ・ビョンホンを出すためと、ストーリー上日本語と英語以外の2ヶ国語が必要だったからということで、まあ目をつぶっておこう。