552815 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ルナリバティ~Luna Liberty~ 日々、愛しむ。

ルナリバティ~Luna Liberty~ 日々、愛しむ。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

るぅちん211

るぅちん211

Favorite Blog

豆店長の「ありがと… 豆店長さん
はちゃめちゃ桃 桃さんハイさん
杏樹のティータイム♪ 夢織杏樹さん
プラネット*ブルー *シュガーラッシュ*さん
アフター5、日曜、… ファイヤー団ミノッチさん
藤沢あゆみのやれる… 藤沢あゆみさん
恋愛病院『ラブホス… 片瀬 萩乃/けろたんさん
※私的生活※ alessさん

Comments

ちゅんや0224@ Re:DEE SIMMONSさん(05/29) はじめまして。dee simmonsさんのことを調…
いつでも絶好調!@ Re:生きてます(笑)(08/03) 絶好調です! ( ̄ー ̄)ふふふ… 生…
月野るな@ Re[1]:ついに買わされました。(04/24) 夢織杏樹さん >お久しぶり~ ご無沙…
月野るな@ Re[1]:ついに買わされました。(04/24) 「ママ代行ミルク屋さん」さん >ご無沙…
夢織杏樹@ Re:ついに買わされました。(04/24) お久しぶり~ フフフフフ 高校は毎日お…

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

2009.03.31
XML
カテゴリ:考え、想うコト
産みの苦しみ真っ最中、難産でヘロヘロ月野ですが

昨日実家にコザルズを迎えに行って来ました。


こんな時こそ、亡くなった大好きなおじーちゃんに
手を合わせに・・・。

夢の中におじーちゃんが出て来て、私の右後に立って
ニコニコ笑ってたので

あー、お墓参りに行こう~と思ったわけです。


なんてったって、私が「文章を書くことを仕事に」という
原点はおじーちゃんだし。


それと、今月からおばーちゃんが介護施設に入ったので
おばーちゃんの様子も見に行きたかった。

もう、誰も分からず
家の中のあちこちでトイレをするようになってしまい
両親の肉体的・精神的負担がかなり大きくなってきていたので
やむをえず施設に入ったおばーちゃん。


今、老人介護施設って入居するのもなかなか受け入れてくれないらしく
おばーちゃんも順番待ちで入居。


母におばーちゃんとこに行きたいと言うと
「もう、誰か分からないのに?」
と言うので

「おばーちゃんが私を誰か分かってなくても
私は後から"もっと会いに行ってあげればよかった"と思いたくない。
遠くて滅多に来れないから、来たときは行きたいし
うちの子にもちゃんと見せておいてやりたいねん」

と言ったら分かった、と一緒に行ってくれた。


車がないと行けないような場所で、田舎の山裾あたりに施設はあった。


ちょうど、入居者のお年寄りたちが集まって
歌が流れていて、それに合わせて踊りを踊っていたのだが・・・

ほぼ皆が車椅子に座っていて
目の焦点が合ってなくボーッとしているか
寝ているか

踊っていても、口がポカーンと開いていたりで

明らかに認知症がすすんでいるのが私にも分かるお年寄りばかり。


その中にうちのおばーちゃんが同じく車椅子に座って
ボーッとしていた。

横に行って声をかけたらポカーンとした顔をして私を見て
「どなたさんですか?」
と言う。

母が「おばあさんの孫やんか」と言うと
「孫?そんなことあらへんわ~」と言われた(笑)


この前は歩いていたらしいのだが、足が痛いと言うので
車椅子に乗せたら気に入ったらしい。(介護士さん談)


おばーちゃんの車椅子を母が押して、部屋に行ったら
まるで病院のような部屋で4人部屋だった。

おばーちゃん専用のタンスの上にキューピー人形があって
誰に貰ったのか知らないけど、それを貰ったらしく
夜は時々キューピー人形を抱いて寝ているらしい。

天気がよかったので、窓際に連れていってあげると
オデコをペチペチ叩き出し

「どうしたん?」

と聞いたら

「まぶしいやないかっ!」

とブツクサ言ってた(笑)
こういうとこは相変わらずだなと、なんかおかしかった。


少しいて、また皆のところに戻ったら
焦点の合わないうつろな表情ではあるけど
歌を歌いだした。

ビックリした。

認知症でも、歌の歌詞は覚えているんだなぁと感心してしまった。


うちのおばーちゃんは踊りがすごく上手で長く踊りを習って踊っていたから
歌も上手だったんだけど

確かに歌詞があってるし、そういうのって
ちゃんと染み付いているのかなと。



「おばあちゃん、帰るわな」
と声をかけると

悲しそうな子供が今にも泣き出しそうな目をして

「なんで帰るん?」

と言う。

「まだこんな時間やのに、帰るなんか言わんといて」

と。


仕方ないので

「おばーちゃん、いっつも暗くなる前に帰りって言うてたやん」

と言うと

「そうやけど・・・なんでやいな・・・」

と言って、また歌いだした。



私が誰か分からないのに、帰るよと言うと不安になるのだろうか?


そんなおばーちゃんや、うつろな認知症のお年寄りの集まりを見たムスメは
何を感じただろうか。


うちのおばーちゃんは前も日記に書いたけど
本当に気丈で、本当に気のキツイ人だった。

私も、うちのムスメもよく叱られたもんだ。


だから、余計になんか切ない。

あの目は今、何を見て、何を感じているんだろうか。


この前の誕生日で89歳になったおばーちゃん。


私が誰か分からなくても、やっぱりまた会いに行こうと思う。











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.03.31 23:41:43
コメント(0) | コメントを書く
[考え、想うコト] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.