ルナリバティ～Luna Liberty～　日々、愛しむ。

[思い出の話] カテゴリの記事

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• 草の匂い。

  実家に行くといつも父が田んぼに行ってるか畑に行ってるかごそごそ、ごそごそと働いている。昔からじっとしていない人で几帳面でＯ型とは思えないといつも思う（笑）Ａ型とＡ型から生まれた変形？Ｏ型だからなのか？今日、父が草刈機をかついで家の裏の畑で出ていった。しばらくして機械の音。すると、家の中まで草を刈ったときの草の匂いが入ってきた。青臭いというか独特の草の匂い。その匂いを嗅いだとたん幼い頃の記憶というか、イメージというかそんなものが蘇ってくる。元気だったころのおじいちゃんがいておばあちゃんがいて若い両親がいて小さかった妹たちがいて昔のあぜ道や裏の荒神さんや田んぼの用水路と一緒に小さかった私が毎日色んな遊びをしていたこと。今のような立派な高度なＴＶゲームなんてなかったけど外に出たらワンダーランドだったなぁ。草を刈る匂い田んぼを焼く匂い稲を刈ったあとの匂い田舎には色んな匂いがあって全部が私の想い出に繋がる。

  2009.04.19

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• 牛を操ったオンナ。

  ふと日付の変わったカレンダーを見て思い出した。 うちの「牛を操ったオンナ」のことを（笑） それは、うちのおばーちゃん。 えーっと、今日で何歳になったんだろう？ 確か８５歳だったと思う。 身体はまだ元気だけど もう、私のことを覚えていない。 大正生まれのばーちゃんは、かなり厳しい人で モットーは 「働かざるもの食うべからず」 なので、田舎で百姓をやっている実家では 物心ついたときから当たり前のように手伝わされた。 子供には子供が出来ることがある、 それをやるのがうちの子の務め、とよく言われたような記憶がある。 おばーちゃんが嫁いできて、うちの父がお腹に入った時に戦争になり おじーちゃんは戦争に行ってしまった。 当時、おじーちゃんの母親や兄弟がたくさんいたうちの家を 嫁として守るべく、おじーちゃんのいない間、 百姓も身重のときもやっていたという。 今のように機械がない時代、田んぼを耕すには牛を使ってやっていたそうで、 おばーちゃんはオンナで牛を操っていたそうな。 うちの父が言ってたが 「牛はオンナが引くと、ナメて動かなかったり 真っ直ぐに歩かなかったりするけど、うちのおばあさんは 牛を操って田んぼを耕していた気丈な人やで」 うーむ、分かる気がする・・・。 とにかく気が強くて、よく怒っていた。 私たちにも厳しくて、箸と茶碗の持ち方から、挨拶に至るまで なんでそこまで・・・と思うくらい厳しかった。 なので、あまり可愛がってもらったという記憶はなく よく叱られたという記憶のほうが多い。 でも、時々見せてくれるおばーちゃんなりの愛情は ちゃんと伝わってたと思う。 そんなおばーちゃんに、誕生日に電話をしておめでとうを言うと 「長く生きてたら、自分の年なんて忘れてしまうし 誕生日もめでたいとも思わんなぁ」 と言いながら、「ありがとう」と言ってくれた。 今は、自分が何者かが分からないおばーちゃん。 私の顔を見ると、 「私の家はどこでしょう？帰りたいから、連れて帰ってください」 と言う。 咳をしていたので、アメをあげると 嬉しそうにして「食べていいんですか？」と言うので 「うん、いいねんで」と言うと 食べながら「美味しいねぇ」と言って 「こんなに美味しいものをくれて、ありがとう」 と泣き出したりするおばーちゃん。 もう、私に昔の育児は・・・とか おばーさんの若い頃はなぁ・・・とか お説教をしてくれることもなく トローンとした目をして、宙を見ている。 そんなおばーちゃんも、昔は牛を操ったオンナだったのだな。 若い頃の写真を見たら、気の強そうな美人だった。 きっと今日が自分の誕生日なんて忘れてるだろうけど おばーちゃん、誕生日おめでとう。 きっと電話したら 「誰ですか？え？私の誕生日？あら～、そうなんですか」 って言いそうだけど（笑）

  2009.03.09

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• 金木犀の香りは・・・

  最近、金木犀の香りがあちこちでするようになった。 この香りで秋を実感する。 うちの実家の庭に金木犀があった。 百姓をやっていたので、稲の刈入れの時期には金木犀の香りが庭に広がっていたことを思い出す。 金木犀の香りで、不思議とお腹がすいてくるのも これらの思い出に繋がっているようだ（笑） 去年は金木犀が満開の頃、電車に乗って丹波篠山へプチ日帰り旅行をしたことを思い出した。 彼岸花が咲いていて、金木犀が満開だった。 その日はすごくいいお天気で、車中から見える一面の黄色い田んぼを見て 記憶にある実家の風景とタブり、ほっこりとした気分になった。 栗、松茸、黒豆♪ と美味しいものを食べに行くのが目的だったが お店がよく分からず適当に入ったら、栗も松茸もなく・・・。 黒豆は茎の付いたまま買って帰り、翌日枝豆にして食べたなぁ・・・。 記憶は結構、香りで思い出すことが多い。 毎年、この季節になるとまた色々と思い出すんだろうなぁ。 最近とんと見かけなくなったが 昔、トイレのサワデーという芳香剤で「きんもくせいの香り」というのがあった。 今はラベンダーだの、ハーブだの色々あるが 当時は「きんもくせい」か「ローズ」だったと思う。 なぜかうちの母がトイレの芳香剤は「きんもくせい」と決めていたらしく トイレ＝きんもくせい という図式が我が家にはあった（笑） そういや、最近きんもくせいの香りという芳香剤を見かけなくなったな～。 金木犀の香りがするようになると 山の中の温泉に行きたくなる。 この季節ばかりは、日本に住んでいてよかった～～♪ と思うのだ。

  2007.10.08

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  整理下手。

  あれは小学１年生のときだったか・・・。 当時、学習机というのはスチールの重たい机が主流だった。 今のように家具調のおしゃれな機能性のよいものではなく 引き出しを開けるとき、ガラガラとコマの音がよく響いた記憶がある。 整理整頓、という言葉は見事に私の辞書にはなく 学校から貰ったプリント類、テスト用紙、そういったモロモロすべては、机の引き出しの中に納められていた。 というより、突っ込んでいた。 突っ込んでいればまだいい方で 私はなんでも机の上に置いて、邪魔になれば積み上げていく。 ある日、母サチコがあまりにもひどい机の上に激怒し こんな机じゃ勉強も出来るわけがない。 と片付けを強要したので、渋々机の上のものを引き出しの中に無理矢理突っ込んでいっていたら 「それは片付けじゃない」 と引き出しの中を整理させようと、母が引き出しに手をかけると 開かなくなっていた わが母サチコは普段大人しく、気弱なタイプに見えるが キレると何をしでかすか分からない人で 開かない引き出しをこじ開けているうちに怒りのバロメーターがマックスに達したらしい。 無理矢理こじ開けると、プリント類が引っかかりとんでもない状態の引き出しが露見した。 怒りマックスのサチコは、何を思ったか突然マッチを持ち出し 「こんなに片付けが出来ないなら、燃やしてやる！」 と言って、半分以上のプリントを放り出したのち、残ったプリントに本当に火を放った。 私のまだ新しいスチールの学習机の引き出しが燃えている ビビって泣き叫び、 「お母さん！家事になるやんか！！」 と必死で訴えると 「この机は燃えへん！」 と平然としている。 本当に机の中のプリントが燃え尽きると、鎮火した。 プリントがたっぷり残っていれば、本当に家事になったかもしれぬ。 サチコ、恐るべし。 なぜそんなことを思い出したかと言うと 整理下手というのは、部屋や机だけに限らず 何事においても、そうなのかもと最近本当に思うからだ。 以前の私は、何をしていいのか分からなかった。 よく言われる 「自分探し中です」「模索してます」 というヤツだな。 で、やることがいっぱいある現在 優先順位が毎日バラバラで、頭の中の引き出しの中にはどうやら小学生の頃のようにプリントのようなものがグチャグチャに詰まっているのではと思う。 この頭の中の引き出しを母サチコが見たら また火を放つのではないかと思う（笑） たぶん、イランものがいっぱい詰まっているはずだ。 私の家の中にも、頭の中にも。 スイッチが入ると、自分でも信じられないくらいのスピードで 次々とこなしていくのだが 粗大ゴミに埋もれてスイッチが見当たらないらしい。 そんなことで、頭の中を整理するために 部屋の掃除などやっている。 不思議と、部屋が片付くと 急に頭の中が冴えわたるということが多い。 書くことに行き詰ったり やることが多くてどうしたらええねん！状態になって 動く気が失せてくるとやることにしている。 コザルズの部屋に掃除機をかけようと入り ふと、コザル２号の引き出しを何気に開けてみると そこにはサチコが火を放ちたくなるであろう 同じようにプリント類がぎちぎちに詰まった あの日と同じような引き出しが露見した。 誰の子やねん・・・・。 とちょっとクラッとしたが、今は木製なので火は放てないな などと思いながら、そのまま引き出しを閉めて見なかったことにした（笑）

  2007.09.10

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• 

  死ぬまで一緒だよ、くまちゃん・・・

  　　　　　　↑ これ、３５年モノのくまちゃんです。 かなりレアです。 耳は取れかけだし、胸にあったボンボンは取れたし 腕もほつれてるし 何よりホコリまみれで薄汚れてます。 だけど 捨てられません！！！ これは、当時月給３万円くらいだった父が 私とすぐ下の妹に （一番末っ子は生まれてません） イズミヤで買ってくれたくまちゃんです。 妹は座れるくらいのワンコを買ってもらいましたが 彼女が小学生くらいのときに あまりにも座りすぎてくたびれたので 捨てられました。。。 くまちゃんも捨てられそうになりましたが 阻止しました。 このくまちゃんを買ってもらったときの喜びが忘れられず 高校生くらいまでベットの頭元に置いてましたが さすがに中身が出てくるので、しまいました。 でも、捨てられません！！ おこづかいも少なかったであろう父が きっと競馬で当たったときに買ってくれたと思われるくまちゃん。 当時、ほんとに何かを買ってもらった記憶がないんだけど 大きなぬいぐるみは なんだか子供心に特別で ちょっとお嬢様になったような気分で（笑） 自分の身長とあまり変わらないくらいの大きさのくまちゃんは すっごいゴーカで その大きさが父の愛情のような気がして ものすごい嬉しかったことを覚えているので コザルズに 「いいか、もしお母さんが死んだら このくまちゃんを棺おけに入れてな！」 と言い渡してある（笑） なので、私の天寿が全うされるまで このくまちゃんは我が家にい続けることになります。 今は私もでかくなったので このくまちゃんは小さく見えるけど あの日のピカピカのゴージャスなくまちゃんの姿は ちゃんと写真に３歳のときの私と一緒に写ってます。 「お母さん、このくま入れたら お花は入れなくていいん？」 とコザル２号。 おいおい、花も入れてくれっ！！ くまちゃん、これからもずっと一緒だぜぃ。

  2007.05.16

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• 桜の想い出

  我が家の近く、徒歩２分のところに 桜の名所がある。 川沿いに桜がずーーっとあって この時期になるとそれはそれは見事な桜並木になる。 灯篭も立って、夜はライトアップされて 幻想的になり その桜を見上げると 色々な想い出が交差する。 娘たちと３人で家を出ようと決心してから それはそれは色々なことがあった。 辛くて苦しくて 離婚とは結婚するときよりも膨大なエネルギーを使うのだと 身をもって知った。 その時の私を支えたのが、桜の蕾だった。 この桜の蕾が膨らみ、満開の花を咲かせる頃 私は娘たちと３人で新しい生活を始めている。 その想いが支えだった。 あの日娘たちと見上げた満開の桜の下で誓ったことを 今も私は忘れていない。 これからの生活への希望と 不安と そして残して来た人たちへの想いと。 泣きそうなせつない気持ちだったこと。 ５年前の春のあの日。 「今は離れ離れになってしまうけど お母さん絶対頑張って るぅちんと一緒に住めるところに引越しするから その時は一緒に住もうね」 と愛犬ゴールデンレトリバーのルナに誓った約束は 「桜が咲いたら一緒にお花見に行こう。 それまで頑張って生きてね」 という願いに変わった３年前のあの春の日。 気が付いたらガンに侵され まったく食事を取らなくなり 骨と皮だけにやせ細ってしまったるぅちんを 最期は一緒に過ごしたいと引き取って ほとんど寝たきりで介護をしながら 「桜が咲くまで一緒にいて」 と願い続けたこと。 最期は私の願いを叶えてくれて どこにそんな体力が残っていたのか 娘たちとお花見に行って桜の花を一緒に見上げてから １週間で逝ってしまった。 私の腕の中で心臓の動きが止まり どんどん冷たく堅くなっていく身体を抱いて 夢を叶えられなかった自分が悔しくて はがゆくて。 そんな色々な想い出が桜の花が咲くたび蘇る。 あれからまだ私は引越しもせずにここにいるけど 変わっていくこと 変わらずいること そんなことをやっぱり今年も思いながら いつかそんな日々もあったと 桜の花を見上げる日がきっとくると 成長して私の背に近づいてくる娘たちと見上げていこうと思う。 いつかきっと。

  2007.04.03

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• うちのがばいばあちゃん＆じいちゃん

  この時間になると空腹が襲い、誘惑に負ける＠るなです・・・。 まだ読めてない本が積み上がっているのに、アマゾンで本をまたまた買ってしまいました。 実は家に積み上がっている本は「ビジネス書」・・・。 ライティングやらマーケティングやら。 えぇ、正直読みたくないんですわ（爆） だからテメーは稼げないんだよ、というツッコミはなしでお願いします（汗） まぁ、そんな時もあるわけです。 で、ついでに娘にも読ませてやろうと思い 頼まれてもいないのに、買ったのが 「佐賀のがばいばあちゃん」と 「がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい！」 娘のために買ったのに、自分が読みふけってしまった。 長女が今「佐賀のがばいばあちゃん」の方を読んでいる。 これは非常にめずらしい。 だから今日は雨が降っているのだと私は思っている。 で、なぜ私ががばいばあちゃんのファンになったかと言うと この前テレビで見たからだ。 ばあちゃんの言葉は、人生なんにでも通用するくらいの 強烈なノウハウだ。 ばあちゃんに情報販売してもらいたかったような気がする（笑） で、ふと思った。 うちにもがばいばあちゃんとじいちゃんがいる。 じいちゃんのほうはもうこの世にはいない。 ばあちゃんはもう、痴呆で私が誰だか分からない。 きっつくて、怖くて、男みたいな性格だったばあちゃん。 なのに、今では私をどこかのお客さんだと思っているらしい。 そんなばあちゃんの「がばい」発言は 私が長女を生んだ後、ひ孫を見に来たばあちゃん。 病院で教えてもらったように、授乳前に乳首を拭いていると 「何しよん？」 「乳首に雑菌がついてたら赤ちゃんによくないから、拭いてるねん」 と言うと・・・ まぁ～、呆れた、という顔をして言った。 「今は色々変なことを教えるなぁ。おばあさんが子供産んだときなんか、そんなことせなんだわ。 野良仕事した後、汗かいてても、そのまま乳やりよったわ」 泣き出した長女のおむつを見て、濡れてないし、おっぱいあげてから３時間経ってないし、と考えていたら 「赤子は泣いたら乳やったらええんや。時間なんか関係ない。 おばあさんはずっとそうして大きいしてきた」 「昔はな、子供が成人するなんて保証はなかった。 ２歳やそこらで死んでしまう子供がよーさんおった。 おばあさんのときの育児はな、生かすことが一番やったんや」 と。 それから、元々アバウトな私は、 「死なせない」がモットーのアバウト育児になった（笑） ずいぶん気がラクになった。 死んだじいちゃんもがばいじいちゃんだった。 昔は、きっとどこのじいちゃんもばあちゃんも それぞれに「がばい」人だったに違いない。 「生きる」ということに真剣だったからだろうと私は思っている。 そーいや、ばあちゃんが 「悩めるって贅沢や。昔は悩む暇がないくらい大変やった。 なんでも悩む間もなく、それしかなかったんやから」 と言ってたな・・・。 今、うちの「がばいばあちゃん」の目は宙を泳いでいる。

  2007.01.16

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• ＥＡＲＳＨＡＫＥＲ（アースシェイカー）

  ご存知だろうか？このバンド。 知らない人は　→　http://www.earthshaker.jp/index2.html 私が高校生のときによく聞いていた。 ボーカルの声と、ドラムのリズムが好きやった。 （私はなぜかギター系はあまり興味がなかった） ちなみにアースシェイカーで好きだったのは、ドラムのクドー。 プロレスラーか？というガタイで、目の前に山てんこ盛りに並んだドラムを バコバコと殴るように叩いているのがカッコええぇ～と思っていたのだ。 あとよく聴いたのはＡＲＢとか・・・。 ハウンドドックも大好きで、コンサートは絶対行ったなー。 で、親からは 「ウルサイから、もうちょっと静かな音楽聴かれへんの？」 と苦情をよく受けた。 妹はＡＲＢを聴いていたら、部屋から出て行った（笑） 小さな木造の社宅に住んでいたので、大きな音で思いっきり聴きたい！といつも思っていたなぁ。 で、この前そんな話をしていたら すっごく聴きたくなって、アースシェイカーの一番のお気に入りのアルバムを探したら 廃盤になっていて、８０００円とかついていた（爆） すごくすごく聴きたいけど、そんなにまで出して・・・ と躊躇し、ヤフオクで出るのを待とうとアラートをかけて待っている（笑） でも、おとつい娘とＣＤを見ていたら アースシェイカーの２枚組ベストがあって つい衝動買いを・・・。 待ちきれず車でソッコーかけて聴いた。 懐かしくて、妙にウキウキした♪ 瞬時に高校生時代に脳がタイムスリップしたかのようで 忘れていたことまで次から次へと思い出し 当時、この目で見ていた風景が脳の中で広がっていった感じがした。 アースシェイカーをよく聴くようになったのは 非常に単純な理由なんですが・・・ よーするに彼氏がバンドのボーカルやって アースシェイカーのコピーやってたんですわ（笑） 当時、その彼のことはツラがいいだけのアホ男と思ってて 嫌いだったんだけど、同じクラスになって 文化祭でアースシェイカーのコピーで歌ってるのを見たときに 「カッコええかも」 と思ったわけで。 その後、どんどん仲良くなって気が付いたら付き合っておりました。 ライブするから、って練習するのも時々付いてったりして。 ラブソングを歌ってくれ！と歌ってもらったり（照） 家でライブのときのテープを聴いて、彼氏の歌声を聴きながら寝たりしたっけなぁ・・・ まぁ、そんなこととか色々思い出してしまいました。 なんか、同じ市内に今住んでいるらしいけど 会うこともない、その元彼は 私の中では、相変わらず高校生のときのままで。 しっかし、歌詞が当時を物語ってるわぁ～。 "ナイフを握り締めた １８の日々が蘇る もっともっと孤独よ　踊れ もっと鮮やかに" なんだか、何か書きたくなった。

  2006.11.20

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• 夜のトイレ物語。

  子供のころ、よくやっていた「あなたの知らない世界」とかよく見ていたし、霊の存在とか、目に見えないものの存在を信じていた。というのも、うちのおじいちゃんが昔、狐に化かされたことがあるとそれはそれは真剣な顔で話してくれたことがあってそういうものは存在する、と信じてしまったのが発端かも知れない。ちなみにうちのおじいちゃんは夜に寄り合いかなんかに行った帰りに同じ場所をグルグル回っていた、というものだ。今となっては、本当に化かされたのか、ただ単に酔っていたのかは謎（笑）でも、私は霊とか怪奇現象に興味しんしんの子供になった。おじいちゃんと一緒にお昼の「あなたの知らない世界」を見てはゾクゾクしていた。私が子供のときは、トイレは外にあった。玄関を出て、離れの前を通って、なんと池と井戸の横にトイレがあった。電気は裸電球で、薄暗くてめっちゃ怖かった。お父さんの弟（Ｓおじさん）がまだ独身のときは、その離れに住んでいたので私が夜にトイレに行くときは、たいていおっちゃんが起きていたから電気がついていてよかったのに小学１年生くらいのときに、おっちゃんが結婚して家を出て行ったあとはそれこそ真っ暗な中、玄関から息を止めて、電気のスイッチのとこまでダッシュで走って行った。怖さを紛らわすために、訳の分からん歌を歌ったりしながら・・・。うちのトイレは、思いっきり「ボットン便所」だった。板を渡しただけのような作りで、タマに板がきしむので怖い。昔、子犬がハマっていたこともあった。男性用のトイレは大きなコンクリートの壁のようなヤツでタマにおばちゃんがそこでしていたのを見てから自分もそこでやっていた（爆）だってね～～～、裸電球で扉を閉めるとそれこそ暗くて下からなんか出てくるんじゃないか、（下は暗黒の闇だし）後ろから抱きつかれるんじゃないかとビクビクしていたもんだ。一度Ｓおじさんに「おっちゃん～～、便所怖いから一緒に行って～～」と懇願したら、面倒だったらしく「おっちゃん、ここにおるから、なんか出てきたら大声でおっちゃんのこと呼べ。そしたら行ったるから」と言われ、そんなん意味ないやんか・・・としぶしぶトイレに行ったことがある（笑）さてさて。ある夏の日の夜。妹と、夜の霊番組を見ていた。よく覚えている。昔、殺人事件があった民家とかで、さまよう霊が井戸にいるとか何とかで井戸を捜索するというやつだった。妹と寄り添いながら見ていて二人揃ってトイレに行きたくなった。「お姉ちゃん・・・おしっこ行きたい・・・」「うん、私も・・・」しかし、闇のトイレに行くのは怖かった。特にうちのトイレの前には井戸がある。ほんとに、このＴＶみたいになんか出てきたらどうすんねんっ！！という感じだったので・・・私たち姉妹は・・・なんと窓を開けて、屋根の上に座り窓の桟を掴んで、そこで用を足したのだ（＾＾；）おばあちゃんがトイレに行くのが見えたけどそこがアンポンタンなとこで（笑）外が暗いから、暗いとこから見ても、こっちは見えないと思い込んでいた（爆）実は逆で、私と妹のあらわなシルエットは電気に照らされて屋根の上にしゃがんでいるお尻が２つ・・・。「あんたら、何してるんやっ！」とおばあちゃんの怒鳴り声。「なんでバレたんだ・・・？？？」と謎のアンポンタン姉妹。その後、母からキツイお叱りを受けた。あれから約３０年が過ぎ、実家も様変わりした。トイレはなくなり、家の中に水洗トイレが出来た。私は夜のトイレを我慢し過ぎて、膀胱炎になったことがある。トイレとは怖いものだったのが今は全然そんなことがない。うちの次女は、怒った後にトイレに逃げ込み、そのままそこで寝ていたことがある・・・。今の子は、トイレに落ちるんじゃないかと心配する必要がなくていいなぁ（笑）きっと、ウジなんて見たこともないんだろうな～～～。って、私ってどんな田舎モンなんだ！？

  2006.07.02

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• ひねもす。

  離婚したときは何をしていいのか分からなかった。 とにかく「２人の娘を抱えて生きていくためには」という 漠然とした思いだけで生きていた。 それが、だんだんと 「何かをやりたい」という気持ちに変化してきた。 でも、「何かをやりたい」の「何か」の部分は見えないまま。 焦りと不安で潰されそうになったことなんて 何度も何度もある。 不安は「依存」となり、誰かがいないと怖くて 自分という人間を信じることが出来ないまま 「朝目覚めなければいいのに」 と思い、訳もなく涙しながら眠りについたこともある。 将来、どんな自分でありたいのか？ と問いかけると 「・・・・・」 と言葉が出なかったことも。 未来が見えないことほど、怖いものはない。 自分に自信がなければなおさら。 時々、全部ほうり出して どこかに消えてしまいたいと思った情けない自分が 過去にいた。 それは今も時々その片鱗を覗かせるけど 気付くのも早くなった。 軌道修正が出来るようにはなった。 皆が走っているように見えた。 皆が私を置いていくように思った。 立ち止まっているのは私だけ。 そんな錯覚を起こして、何度も泣いた。 決して楽しい思い出ではないけれど そんな時期があって 今の私がいる。 今、夢がある。 必ず叶えてから死にたいと思う。 辛くなったとき思い出すのは 大好きだった祖父の大きな手が私の頭を撫でてくれたこと。 よく祖父がへんてこりんな節をつけて歌を歌っていた。 「ひねもすのるーなちゃん♪」 ただその言葉を繰り返す。 「それ、なんて意味？」 と聞いたら、大きな手て頭をぐりぐりっと撫でてくれて 「最高の、最上の、一番って意味やぞー」 と言っていた。 今、私にもうその歌を歌ってくれる人はいないけど 「ひねもす」 は私が私に言ってやれるように 足の裏に力を込めて立っていようと思う。

  2006.02.16

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• 「おでん」のトラウマ（笑）

  昨日、母が彼のためにと買ってくれた食材の中におでんの材料がある。おでんなら、一人暮らしの彼が温めるだけでしばらく食べられるだろうと思い、作っておいて帰ろうと思っていたので色々買ったのだ。が、我が母は「男の人はめちゃめちゃ食べる」という思い込みがある。娘ばかりだったので、母は男の人がどれくらい食べるのかが計算できない。うちの父は晩酌をするので、たいしたおかずはいらなかったので（酒の肴ばっかり）娘たちが付き合う彼だの、結婚したダンナだのが食べまくるのを見て非常に驚き、そして「これだけ食べてくれたら、気持ちいいなぁ♪」と喜んでいた。だもんで、かなり買ってくれた。止めたのに聞かなかった（笑）さて、彼の家でおでんを作って帰って来たのはいいが今日たべるであろうおでんの味が気になって仕方ない。彼が帰って来て、食事をしていると思われる時間にメールを送ってみた。「美味しい？」しばらくして返信があり「美味しいで、ありがとう」と書いてあったのを見たときは、ホ～～～ッとした。というのも、付き合うようになった頃同じように温めるだけで食べられるやろうという気持ちで家で作ったおでんをイッパイ彼に持って行ったことがある。うちの母が作るおでんは、かなり味が濃い。砂糖もしっかり入れるし、醤油も結構入れる。子供の頃からそれが「おでん」だったので私も何の疑いもなく、そのおでんを作った。ちぃーとばかり砂糖が多かったけど、これくらいの誤差は何てことないというくらいだった。←と私は思った。そして、にこやかに彼にそのおでんを置いて帰った。当然、美味しいと言ってもらえると信じていたのに「美味しかった？」と聞いた私に言葉を濁す彼（笑）「イマイチやった？」と聞き返すと「甘すぎるわ」と一言。ガ━━Σ(@`Д´@)━━ン!!! で、その一件がトラウマのようになり（笑）彼におでんを作るときは、やたらとドキドキするのだ。確かに・・・関西でこの「おでん」はあまり受け入れられないだろうと知ったのは「おでん」とやらを外で食べたときだ。私は見事に母のおでんを伝授されていた（笑）今は、自分なりに試行錯誤してどうにか関西風おでんに近付いていると思う。それでも、母の作ってくれるおでんはやっぱり大好きだ。私の娘たちも、私の作るものを覚えていくんだろうなぁと思うといい加減に作ってられないなぁと思った。そして彼が「誰があんなに食べるねん！！この１週間ずっと「おでん」やわ～～」と嬉しいのか、悲しいのか分からない言葉をつぶやいていた（笑）

  2005.09.27

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  あの空のむこうに・・・

  今日は忘れられない日今日の空もあの日とよく似てる青い空に真っ白な綿菓子のような雲目があけられらかったのは眩しかったのか視界がかすむからだったのかあの日の私もあの日の想いもあの空のむこうに今日だけは心をあの空のむこうへ行かせてください人間、忘れゆく生き物だけど忘れてはいけないという強い想い年に一度だけはそんな想いを抱いて心を飛ばす日があったっていいよねあの空のむこうに私が置いてきただけど、いつもいつもありがとう大切な大切な・・・

  2005.08.02

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• イチゴ。

  私、農家生まれなんです（笑）田舎は兵庫県の龍野市ってとこ。山と川のある、とってものどかなとこです。近くにヒガシマル醤油の会社があって、時々風に乗ってお醤油の香りがしてくる町。その香りが「すまし汁」っぽくて、なんだかすごく好きやった。そんな田舎で我が家はお百姓さん。農繁期には、一家総出で、近くの親戚たちも来て手伝ってくれてたな～～。当然、畑もアチコチにありました。今から思えば、当然のように旬のものを食べられることって有難いことやったんやな～～と思う今日この頃・・・。野菜にお金を払ってまで食べるなんて、ほとんどなかったもんなぁ。そんな私が一年で一番楽しみだったのが、この季節。イチゴッ！毎日、これでもか！といちご攻め（笑）大きなバケツいっぱいに毎日採れる。買ったイチゴとは違って、熟れるまでしっかり茎にぶら下がっていたイチゴの香りと味は忘れられません～。摘んだその場で食べるイチゴは、お日様に当たってほんのりあったかくて甘くて最高やったな～～～。今日、田舎から母がイチゴを持って来てくれた。田舎では父と母とおばあちゃんの３人暮らしなんだけど、私たちや孫に食べさせたいと頑張って作ってくれているのだ。「重いから、こんだけしかよー持ってこんかったわ～。」とくれたのは、３パック分くらいのイチゴ。蓋をあけたら、甘いあの懐かしい香り♪昔、子供の頃、近くのイトコの家に行くまでに田んぼを通って近道して行ってた。この季節はどこの田んぼにも、たいていイチゴが作ってあってよそ様の田んぼを通過するときに、でっかくて真っ赤なイチゴを発見しては取って食べながら歩いてた（爆）←盗人ですな・・・。イチゴについた土をフーーフーーーッと息ではらい、そのままモグモグ。ヘタはその辺にポイ。たいていこの時期、うちの姉妹たちは下痢してたわ（笑）←イチゴの食べすぎ。今じゃ１パックいくらでお金を出して買う。ムスメたちも大好きなので、喧嘩になることも。。。スプーンで潰して、少しの砂糖を入れ、牛乳を入れて飲んだイチゴミルクなんて今じゃ贅沢品みたいなもん。イチゴの季節が終わるころ、いつも家の中は甘いイチゴジャムを作る匂いでイッパイやった。お母さんが大きな鍋でまとめて作る。自然の甘さイッパイのジャム。うちのムスメたちは、そんなこと知らないで大きくなるんやなぁ～。ジャムはスーパーに売ってるのんやし、お腹が下るくらいイチゴ三昧なんてしたこともない。母の持ってきたイチゴを美味しそうに食べるムスメたちを見てその味を忘れずにいて欲しいなぁとおもったのでした。

  2005.05.09

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  るぅちん一周忌・・・。

  去年の今日、私の娘でもあったるぅちん（ゴールデン・レトリバー）が１０才で逝きました。今でも、その日のことを思い出すと、その瞬間のことが鮮明に蘇る。読み返したら、涙がボロボロ・・・・。今日で一周忌。早いなぁ・・・。るぅちんは、まだ私と一緒にいると信じている。時々、尻尾をふって軽快な足取りで私の横を歩いている気がする。もっともっと一緒に過ごしたかったなぁ。ルナ。あなたの名前、私が受け継いで「月野るな」になったよ。これから「月野るな」は「月野るな」になってくよ。その言葉を貰えた日が、あなたの逝った日っていうのが偶然なんかじゃないように思える。ずぅっと守ってくれて、ありがとう。私の大切なるぅちん・・・・。 また桜が咲いたよ。去年、るぅちんの耳に桜を飾って、一緒に歩いたあの日のこと。ずぅっと忘れないからね。

  2005.04.09

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  私の守り神。

  ふと、去年の今日って何してたんだろ？と思った。楽天の過去日記を見てみた。懐かしいなぁ・・・。最近、よく思い出すことがある。その体験していた時の空気感というか、季節の匂いというかそういうものでよく過去の想い出に引き込まれることがある。今の時期は、去年の春に逝った「るぅちん」のこと。今でも、その時のことを思い出すと胸が苦しいというか、せつなくてせつなくてこの前なんてるぅちんが逝った日の日記を読んでしまったんだけど泣けて泣けて仕方なかった。ペット禁止の狭い賃貸の我が家で過ごしたわずかな時間。離婚によって離れ離れになって、ガンになってしまってあともうわずかだろうと無理矢理実家から引き取ってきて看病した。最後は寝たきりやった。ほとんどご飯を食べてくれなかった。毎日家のどこかで下痢をした。一緒にお花見しようね、と言い続けていたら本当に全然食べない状態で一ヶ月近くも頑張ってくれてお花見も一緒に行くことが出来た。最期は私を心配してか、彼が来てくれた日に逝ったるぅちん。「月野るな」のるな、はこの「るぅちん」の名前「ルナ」から付けた。離れて住んでいるけど、忘れていないよ、の気持ちを込めて付けた。今、私は皆に「るなちゃん」と呼んでもらう。るぅちんが逝ってから、まるで守ってくれているように「月野るな」の人生は変わってきたと思う。きっと、きっと、守ってくれているんだと思う。私には守護霊さまは２人と１匹います。・・・そう信じている。 今も、るぅちんの小さくなったお骨は我が家にいる。去年、るぅちんと彼と子供たちと行った飛行場の近くで、降りてくる飛行機の音にビックリしていたるぅちんの顔を思い出した。

  2005.03.15

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• 「月野るな」の由来。

  今日はハンドルネームの由来なんて書いちゃおう♪私は「月野るな」♪２年前、某発行元さんでメルマガを書いてました。メルマガを発行してみたくても、発行の仕方が分からない。だもんで、ヤフーの検索エンジンで「メルマガライター」って打ったら、出てきたの（笑）『あなたは書くだけ！発行は私たちがします。』ってやつ。当然、無償。しかも、審査があって、自分でこういうのを書きますってタイトルとサンプル原稿を送らないといけなかった。初め出したものは却下。「今はね、共感性のメルマガなんてもう古いんです。読者が覗き見したくなるような、思わず登録したくなるような内容にしてください。」ってね。だもんで、当時ブームだったメル友を題材にした。主婦の・・・と絞って。結構怪しいタイトルに惹かれたみたいね（笑）めでたく、採用♪「ペンネームを考えて下さい。」と言われて考えたのが、この「月野るな」だったのデス。でも、初めて自分の書いたものが発行されたときは嬉しかったなぁ～～～。お金を貰う以上の喜びってやつ？１年近く発行して、辞めたのは、発行元さんへの信用がなくなったから。。。。その時、「辞めちゃうんですか？楽しみにしていたのに・・・」とか、嬉しいメールを頂いた。男性の読者さんも多かったみたいで（怪しいタイトルやもんな・・・）「女性の気持ちが分かってよかった。」とかメールを頂いて。それから、楽天日記を始めるとき迷わずこの名前を付けた。「もしかして、元読者さんが見つけてくれるかも・・・♪」って期待したのね。（一人だけ見つけて下さいましたよぉ～～！大感激でした♪）・・・だもんで、もうこのＨＮとは２年のお付き合いになる。【るな】というのは、実は４月に逝った愛犬の名前です。当時、離婚によって飼えなくなってしまった「るぅちん」と離れ離れになってしまった。だから、忘れないようにという気持ちと、るぅちんを「ルナ」と名付ける時、わが子よりも一生懸命考えた名前だったからとっても愛着があったんです。ルナは、確かスペイン語で「月」と言う意味でゴールデンレトリバーのルナの毛色が満月を連想させたんですよ(￣∇￣*)私自身、月には幸せな思い出が多くて、大好きですしねっ。亡くなった大好きだったおじいちゃんが月や星が好きで、一緒によく夜空を見上げた思い出とかね～。【月野】は「月の、ルナ（月）」ってんで、月・月してますが（笑）ただたんにゴロがよかったので決めましたね。私はＴＶをほとんど見ないし、子供も小さくて「セーラームーン」とかいうアニメを知らなかった。だから、知っている人からは「月野うさぎを思い出す。月に変わっておしおきよん♪みたいな・・・・」「あのアニメに出てた猫って、ルナやったよなぁ～。」などと言われると、パクったみたいで嫌だったわ～。完全オリジナルやって思ってたのにぃ～～～(￣‥￣)=３でも、呼びやすい、覚えやすいと好評だし、何より私はとっても気に入っている。天国のルナが、私が「るなちゃん」と呼ばれるたび、私を守ってくれるように思えて嬉しいしね(人´ω｀)ただ・・・・どうも、名は体を現すとかで名前のイメージから「背が低くて、キュートでラブリーで繊細な女の人！」って思われてることが多いらしい・・・・。すいません、きっと思いっきり裏切ります。背は１６７cmあるしな。喋りは「辛口」らしい。恋愛ネタ書くときだけは、べっつじ～～ん♪こほん。いつか生るなに逢ってやって下さい（笑）ところで、あなたのＨＮの由来は何でしょう？よかったら、教えてねん♪

  2004.12.15

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• おじいちゃんと神さんの風

  子供の頃から台風が好きだった・・・。学校は休みになるし、会社も早く帰れちゃったりする。それに、何だか台風は恐怖というより、神々しい感じがする。←ヘン？自然の威圧感というか、何と言うか・・・。父親的なものを感じてしまうのよねぇ。「おおぉ！！こんなことまで出来てしまうのか！！」「すごい、すごい！」っていう、大きさと偉大さと・・・。絶対、お父さんにはかなわないんだ～～というような尊敬のまなざしみたいな。去って行ったあとの、澄んだ空や照る太陽を暖かくありがたく感じるのが父親にガツン！と怒られた後、大きな手で頭をゴシゴシ！と撫でられるような感じに似てるように思う。昔、小学校が警報で休みになったとき、あまりの暇さに近くの用水路から水があふれてきていると聞いてどーしても、どーしても見たくなって、妹と長靴を履いて暴風雨の中見に行ったことがある。用水路は田んぼに水を引き入れるためのもので、父親とおじいちゃんとがカッパを着て、びしょ濡れになりながら田んぼを守ろうとしていたのを覚えている。その横で、なぜか非常にハイテンションな私たちは台風の威力を怖いと思うどころかジェットコースターにでも乗っているかのような気持ちで・・・・・・・落っこちていたダンボールの端切れを、投げて遊んでいた。よく飛んだ。面白いほどよく飛んだ。。。。父親に「川と道の境目が見えないのが分からんのか！！はまったら死ぬぞ、このドアホ！！！」と怒鳴られて、仕方ないから帰った。←本当にドアホだ。今私のムスメ達が同じことをしたら間違いなく怒鳴っているやろう・・・。私があまり台風を怖いと思わないのは、おじいちゃんの影響だと思う。おじいちゃんが停電して怖がった私に話をしてくれた。「るな、昔はずっと夜はこんなんやったんや。」そして、台風が来るたびによく話してくれたことがある。「日本はな～、台風のことを昔は「神風」って言うとったんや。神さんの起こす風や。神さんが起こす風が、どない怖いことがあるんや。神さんの起こす風に意味のないことはないんじゃ。人が死んだり、田んぼや畑がムチャになったら、そら大変やけどちゃぁんと神さんはわしらになんやかしら恵んでくれはるんや。神さんの風が行ってもうた後は、ええお天気や。自然に感謝する気持ちを忘れへんように、神さんが時々わしら人間にいたずらするんやなぁ。」なんかよく分かったような、分からないような気持ちで聞いていたけど何度も何度も聞いたので、暗記してしまった。ＴＶで土砂崩れや、川の氾濫や、亡くなった方がいるとかそんなニュースを見ると「えげつないいたずらやなぁ・・・」と思ってしまう。神さんからの何かのメッセージなんだろうか。おじいちゃんが生きていた子供の頃、停電になって、ロウソクの灯りでご飯を食べるのがなんかワクワクした。家族が一致団結しているような気がした。ガスが使えないからと、七輪で焼いたお魚や味噌汁がやたらご馳走に見えたのはなんでだろう？

  2004.10.20

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