2006/09/07(木)23:16
恐山参拝
下北駅に到着した私たちはレンタカーを借りて恐山に向かいました。
恐山は日本三大霊場のひとつです。
山道を進む途中、車が何台か停車していたので私たちも降りてみると、
水が出ているところがありました。
すごく冷たかったです!
境内に入る前に、三途の川とそこにかかる橋があります。
車を降りると硫黄のにおいが立ち込めていました。
この橋は罪人には針の山に見えて渡ることができないそうです。
水はとっても澄んでいます。
総門をくぐって、中へ入ります。
写真に映っているのは山門。
夏の大祭や秋詣りには「イタコ小屋」が出るそうです。
その他の日はイタコが必ず来ているとは限らないようですが、私が訪れた日は、口寄せをしているイタコがいるようでした。
(少しひかれましたが、私はやらずに素通り)
参拝順路はいろいろありますが、最短順路で約40分。歩くのがキライな彼はさくさくと最短で進んでいきました^^;
地獄の名前をつけられた、荒涼とした岩場を歩いていきます。石がつみあがっていたり、風車が回っている様子がなんとももの悲しい雰囲気です。
私はブログ用に写真をパシャパシャ撮っていたのですが、
彼は何か写り込まないかドキドキしていたようです。
でも、この日の天気はとってもよかったので、
不気味さは和らいでいるような気がしました。
この地獄を抜けると極楽浜と呼ばれるところへ出ます。
この景色はすばらしくよかったです。
水は透き通って、水底からはところどころポコポコと気泡が出ていました。
温泉なのかな?と手を入れてみると、そんなことはなく冷たかったです。
少し高い位置からこの湖を眺めると、これまたなんともいえない景色でした。
死後、こういうところへこれるなら、死を必要非常に恐れることはないな・・・。
死後、こういうところで私の友だちも過ごしているなら、
これ以上、涙を流さなくてもいいよね・・・。
心の中で祈って、極楽浜をあとにしました。
境内に温泉があるそうで、私ものぞいてきました。
他にも人がいればよかったのですが、誰もいなくて、ここが一番怖かったです^^;
裸足になって足だけチャポッと入れてきました。
私には熱くてとても入れなそうだったので、すぐに足を拭いて退散。
恐山を後にして、次は本州最北東端の尻屋崎をめざしました。
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