サティ歌いの音符帳

2006/09/07(木)23:16

恐山参拝

旅行(仙台\/名古屋\/京都・・・etc)(32)

下北駅に到着した私たちはレンタカーを借りて恐山に向かいました。 恐山は日本三大霊場のひとつです。 山道を進む途中、車が何台か停車していたので私たちも降りてみると、 水が出ているところがありました。 すごく冷たかったです! 境内に入る前に、三途の川とそこにかかる橋があります。 車を降りると硫黄のにおいが立ち込めていました。 この橋は罪人には針の山に見えて渡ることができないそうです。 水はとっても澄んでいます。   総門をくぐって、中へ入ります。 写真に映っているのは山門。 夏の大祭や秋詣りには「イタコ小屋」が出るそうです。 その他の日はイタコが必ず来ているとは限らないようですが、私が訪れた日は、口寄せをしているイタコがいるようでした。 (少しひかれましたが、私はやらずに素通り) 参拝順路はいろいろありますが、最短順路で約40分。歩くのがキライな彼はさくさくと最短で進んでいきました^^; 地獄の名前をつけられた、荒涼とした岩場を歩いていきます。石がつみあがっていたり、風車が回っている様子がなんとももの悲しい雰囲気です。 私はブログ用に写真をパシャパシャ撮っていたのですが、 彼は何か写り込まないかドキドキしていたようです。 でも、この日の天気はとってもよかったので、 不気味さは和らいでいるような気がしました。 この地獄を抜けると極楽浜と呼ばれるところへ出ます。 この景色はすばらしくよかったです。 水は透き通って、水底からはところどころポコポコと気泡が出ていました。 温泉なのかな?と手を入れてみると、そんなことはなく冷たかったです。 少し高い位置からこの湖を眺めると、これまたなんともいえない景色でした。 死後、こういうところへこれるなら、死を必要非常に恐れることはないな・・・。 死後、こういうところで私の友だちも過ごしているなら、 これ以上、涙を流さなくてもいいよね・・・。 心の中で祈って、極楽浜をあとにしました。 境内に温泉があるそうで、私ものぞいてきました。 他にも人がいればよかったのですが、誰もいなくて、ここが一番怖かったです^^; 裸足になって足だけチャポッと入れてきました。 私には熱くてとても入れなそうだったので、すぐに足を拭いて退散。 恐山を後にして、次は本州最北東端の尻屋崎をめざしました。 ↓クリックお願いします!

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る