アキアジ2本ゲット

幸い咳はでない状況だった為、黙っていても出てくる汗さえごまか
せばなんとか顧客訪問ができたということもあり、なんとか3件の
訪問をクリアし、コンビニで1.5リッターポカリを購入し宿につくな
りバタンキュー。

風邪を治すのに薬はいらん！がモットーなので、部屋に備え付けの2枚
のタオルを冷蔵庫でかわるがわる冷やしながら頭にのせ、2枚の浴衣を
汗でべっちょりになってはハンガーで乾して着替えるという苦行を繰
り返しながら凡そ12時間部屋で爆睡こいてしまった。朝起きたときに
はポカリはきれいにからっぽ。ふとんはおねしょをしたようにべっちゃ
り（ホテルの方すいません）

おかげで今朝はそこそこ快調な目覚めとなり、喉の痛みはのこりつつも
熱は凡そ落ち着いた感じとなった。
自分でもあきれるが、アキアジが釣れているのでないかと、昨日稚内の
近くの漁港に仕事を終えた後、ふらふらになりながらも様子を見に行っ
た根性は客観的にみてたいしたもんだとつくづく思う。

今日は、仕事の合間を見て稚内から浜頓別に至るカラフトマス・アキア
ジ釣りの好ポイントを観察しながら南をオホーツク海岸を南へ下って来た。
いかんせん、今年は海のマスはノーヒットである。気が気じゃない。
このまま終わっちまうんか？釣りの神は俺を見捨てたか！？と思わざる
をえない状況だ。

いうまでもなく、営業車にはカラフト釣り用の準備は万端である（ウェダーが長靴になっている以外は）。
魚がいればいつでもやる！そんな気持ちで今日の仕事を追え引き続きポイ
ントを転々と観察していた所、いた！
河口でウヨウヨしてるぅ～！やるしかねえっしょ！

スーツから戦闘態勢へ変身することものの2分。
周りのみんながウェダーはいてるなか、ひとりだけジーンズに長靴という
のはいささかはずかしかったが、そこはいかにも初心者なんですぅ～とい
う態度でごまかす。
で、さあやろうかとよくよく観察してみると周りの連中みんな三本針のひ
っかけやってる・・。「おいおい大丈夫なんかい」と思うまもなく、早々
にパトカーが遠くからやってくる。といえどもみんな冷静。そろいもそろって一斉にスプーンにチェンジ。
警官が下りてきても誰一人注意されず。警官もなんかわかってるみたいで
ポーズとしてより道してるだけのようだ。
自分一人だけ正統派のウキルアーやってんのが逆に浮いてしまっている場
の雰囲気にいささかとまどいつつもひたすらキャスト。
まわりのみんなはひっかけだもんそりゃそこそこかかる。とはいっても1人2～3匹か。

と、ぼんやりしてると突然きた！
一年ぶりのヒットに少々戸惑いつつも体ごともってかれそうなトルクに3分
ほどのファイトが続く。
ようやくあげた魚はカラフトマスじゃなくてアキアジでした（嬉）！
そしてまだ続く。とはいってもこのあと８連続ぐらいバラシ・・・・。
さすがに明らかに断トツなヒット＆バラシにまわりの連中もなにつかって
んのか聞きにくる。
なにつかってんのかって？
20グラムのジグヘッドにワーム（カタクチのイワシカラー）でしたぁ。
なかなかいないでしょ？この辺では！とオール地元の皆さんにばらしてみ
ると「エサかけてんのかや～」との返答。
ワーム＝エサ？なのか？と・・・。まあこの際なんでもいいやと。
にしても自分ちょっとバラシ多すぎ。
もしかしてカラフト用の針だから？かかってんの全部アキアジ？こんなに
バラし続けたの記憶にないぞ？
と腕がそろそろパンパンになりかけてきた時に一番でかいのがきました・・・・。

ちょっと今までとパワーが違う・・・。ロッド離しそう・・・ふがーと鼻
息をあげようやくあげたのが８７ｃｍのまたもやアキアジ。

思わずガッツポーズ。周りのみんなも大きさにびっくり。
画像は只今出張中の為また後日アップさせて頂きますが、もうこれでいい
でしょ今日は・・。もう暗くなってきたし、宿泊地の紋別まであと100キロ
近くあるし・・・。
もうおなか一杯やねん。というかこれどうしよという悩みはさておきだ。

にしてもカラフトマスは本当にこのまま釣れずに今年は終わるんか？
明日は紋別から網走までの移動だからちょっと余裕あり。
カラフト狙いでアフター５を使い込んでみようかな・・・。

最後に、海の風を体に取り入れまくり喉の痛みと熱はすっかりよくなった
のはいうまでもない。