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フェレットちょっと噛む?かも 楽天版

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2018.06.22
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20日の火曜日のこと、我が家のゆうづきさん(2010年9月生まれなので 7歳9か月)が、サークルの外からまゆらさん(ゆうづきさんを敵認定しているただいま3才の女子)に、お尻を噛まれ「ギャンッ」と泣いた後に、急にバタバタ暴れ始めました。一瞬「パニックになったか?(ゆうづきさんは非常に憶病でパニックになりやすいので精神安定剤を一時期処方してもらっていた)」と思ったのですが、どうやら違うもよう。
「喉に何か詰まらせた?」と本人をつかんで口の中をチェックしようとしても頑として口をあけず。
さらにしっぽがボーンとしてきて「低血糖発作?」と思いつつ、素早くまゆらさんとあかりさんをケージに収容。

で、ゆうづきさんを抱きながら、ミルクを手早く作りのませようとしても口を開けず。
少し抱っこして落ち着かせつつ、病院に電話。幸い獣医さんが出てくれて状況を話したのは以下のとおり。

・急にパニック発作のように暴れた。
・しっぽがブラシ。
・好物を見せても口をあけない。
・喉になんか詰まらせたような動き。
・頭がチックのようにひくっひくっと動く。
・意識はある。

で、先生からは「低血糖発作と思うので、手元のミルクとステロイドを〇〇ccの水にといて1cc飲ませてみて。」と指示を受けました。電話している間にゆうづきさんは落ち着いてきて、ミルクに気が付き自力で飲み始めましたが、頭がひくっひくっとする状態からは抜けきらず、獣医さんの指示にしたがつてステロイドを溶かした水を再度ミルクにまぜてのませることに。

ちなみに、シリンジでステロイドを飲ませようとしたら「やだー。」と噛まれました。
(猫つかみしたからね...)噛む元気がでてきたので、皿のステロイド入りミルクを指につけてなめさせると自力でなめ始め、そのまま保温して休んでもらいました。

低血糖の発作はかなり派手で、ぎゃーーーーーっという悲鳴をあげる場合や、意識不明になる場合など
かなりびっくりするものですが、私も久しぶり(5年ぶり位かな?)の大きい発作だったので、かなり焦りました。

前置きはこのくらいにしてフェレットの低血糖のお話をしたいと思います。

【低血糖って?】
血液中の糖が少なくなることです。急激に減った場合は意識障害が発生し、後遺症が残るので、すばやい応急処置が必要となります。

【原因は?】
一般的には膵臓に腫瘍ができるインスリノーマなことが多いのですが、例えば消化器官にトラブルがあって栄養がとれてなかったり、貧血でも発生することがあります。

【低血糖の発作とは】
急激に血糖値が下がった時に見られるもので、意識障害、悲鳴、逆に暴れるなどかなり派手な発作です。
上記のうちのゆうづきさんのような発作がおきることもありますし、静かに「口をあけてはひはひ+だんだん意識がなくなる。」的な目立たないものもあります。

【発作が起きたときの応急処置】
・ブドウ糖を取ってもらう。意識がなかったり、口をあけない場合は歯茎に塗っても可。
ちなみにブドウ糖がない場合は、ガムシロップとかでも(果糖ブドウ糖液と書いてあるものを使ってください。)でも代用できます。
・意識がもどってきたら、タンパク質を取ってもらう→これ大事です。
・すでに低血糖や他の病気で錠剤のステロイドをもらっている場合は、水に溶いて飲ませることもお勧めしますが、できれば、応急処置中にかかりつけの病院に電話をして獣医さんの指示をうけることをお勧めします。

【どんな時に発生するの】
急激に血中の糖が減った時です。飼育していて注意するのは
・低気圧が来たとき。(台風の時は特に注意)梅雨と台風の時期と冬はかなり注意をします。
・気温が急激に下がった時。
・うちのゆうづきさんのように、恐怖でパニックになって大量の糖を消費してしまったとき。

【治療】
・インスリノーマが原因の場合、若い場合はオペで取り除く。ただし、できた部位によって取り除ける場合、取り除けない場合があります。
・オペ不適の子の場合(うちのゆうづきさんのように7歳越えは不適になることが多い)
ステロイドを与えることで食欲アップと血糖値のアップをはかる。これは対処療法となります。
・低血糖の原因となっている疾患の治療(消化器官や貧血)

※血糖値が低くても安定していると、発作を起こさないことも多く。QOL(生活の質)を高く維持できることが多いです。ちなみに、うちのフェレットで血糖値が20位でずーーーーーーっと普通に生活していた子は複数おりました。

オペで膵臓の腫瘍を取り除いた場合、しばらくの間は血糖値が正常値になることも多く、若いフェレットさんの場合はオペを薦められることが多いです。しかし、加齢には勝てず、いずれはまた血糖値が下がってきます。低血糖はほとんどのフェレっとさんが晩年に経験するものです。いざというときに、あわてなように、獣医さんからもしっかり応急処置のレクチャーを受けておくことをお勧めします。

我が家だと冷蔵庫に下の2品が入っていることが多いです。


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最終更新日  2018.06.22 16:30:01
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