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REIKI -1-



REIKIとの出会い

レイキの手

わたしが初めてREIKIという言葉と出会ったのは、ハワイにある某リゾートホテルのSPAのメニューでした。
普通にエステな感じのフェイシャル、ボディ、普通にハワイな感じのロミロミなどに混ざって

     霊
     氣

というタテ書きがあったんです。
すごいインパクトで、むちゃくちゃ異彩を放っていました (^_^;
だって、アメリカ人には 漢字なだけでエキゾチックで東洋の神秘でかっちょいいのかも知れませんけど 日本人にとっては「ぎょっ」とするような文字ですよね。
わたしも「ぎょっ・・・(@@;)」 としました。
それから友達と「アヤシ~イ」と笑いあい、普通にフェイシャルとボディをお願いし、ジャグジーでくつろぎ、それきり「霊氣」のことは忘れてしまいました。


ところが それから1年半経って、わたしは自分から「霊氣」を受講しに出かけて行ったのでした。

心も、体も、自分の手に負えなくなっていました。
今は笑っちゃうけど、喩えて言うなら、「死んでやろうか、殺してやろうか」くらい追い詰められた気持ちで毎日を過ごしていました。一度風邪を引くと1か月は治らず、治ったと思うとすぐまた熱を出す繰り返しでした。狂ってしまいたいと思っていました。事故にでも遭えばいいのに、と捨て鉢でした
それなのに、これでいいんだ、こんなもんなんだと思っていたんです。
疲れているのに、元気いっぱいだと思っていました。虚しいのに、充実してると思っていました。めいっぱいなのに、もっともっとと思っていました。
ああ、わたしの人生失敗だったなあと思いながら死んで行くんだろうな。と冷たく感じていました。まーそれも仕方ないね。と笑うような気分でした。


夜でした。子どもを迎えに行くために夜道を小走りに急いでいました。
角を曲がって、住宅街のうす暗い一方通行に入ったとき、
真っ白い光の筋が わたしの行く手の、道の一角を照らしているのに気付きました。
特に何も感じず そのままの歩調で、その光の中を駆け抜けようとしました。
ところが、光の中に入ったとたん ばん!!という衝撃があったのです。
「わたしは光になりたい!」
胸の奥から そういう 言葉というか 意識というかが 全身に聞こえました。
それは なんだかわからないけど 喜びでいっぱいのモノでした。
それまでの自分がすぱーんと抜ける感じがしました。


家に帰ってから。
光の衝撃が残っている感覚に引っ張られるようにして、パソコンをインターネットにつなぎました。
そこで REIKIという言葉に出会いました。

考えたこともないようなことがそこに書いてありました。
あきらめていたことが、もう一度自分の手に返ってくる可能性でした。


10中8、9バカバカしい子どもだましだろうけど、と思いながら、わたしは、そのHPを「ブックマークに追加」しました。
10中1でもゼロよりまし、と受講を決めるのに3日とかかりませんでした。


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