2014/08/05(火)22:42
ろうそくだーせーだーせーよー
北海道の七夕は富良野や函館は7月7日ですが
その他の地域では8月7日に行われます。 旭川も今日が七夕です。七夕というとロウソクもらいですね~
ロウソクもらいといってわかるのは主に北海道民だけかもしれません。 最近は治安の悪化や火災の心配などから行わなくなった地域が多くなり、
七夕の風物詩がほとんど見られなくなり、少し寂しいですね。ロウソクもらいとは子供たちが七夕の夜に提灯を持ち
夕方から夜にかけて家々をまわり、ロウソクやお菓子を貰い歩く行事です。
ハロウィンに似ていますね。私の生まれは道南なので七夕は7月でした。
半紙に絵の具や墨で絵を描き、父に作ってもらった木枠の灯篭に貼り付け
ロウソクに火を灯し、5~6人のグループになって各家を回り
ロウソクもらいをしたものでした。
その時に歌う囃し歌があります。
私が子供のころに歌った歌はたけ(竹)~に短冊 たなばたまつり ロウソク一本頂戴な~~
(^◇^)♪♪というものでした。地域によって少しずつ違う歌詞のようです。ロウソクを頂戴と言っているにもかかわらず、ロウソクだけだと
がっかりなんですよね~(笑)
どの家庭もお互い様なので、よくわかっていて
大体はお菓子をくださるんですけどね。
たま~にありました。ロウソクだけ・・(ToT)
結婚して旭川に来て 七夕が8月というのにも驚きましたが
もっと驚いたのが 囃し歌の歌詞が違うことと その強烈さ!!ローソク出ーせー 出ーせーよー 出ーさーないと かっちゃくぞー
おーまーけーにー喰いつくぞー かっちゃかれたり 喰いつかれたりされたくないので
ついロウソクあげちゃいますよね~(笑)ちなみにかっちゃくというのは北海道弁でひっかくと同じ意味です。 子供も少なくなり、夜に子供たちだけで歩くのは
怖い世の中ですから仕方のないことなのですが、
昔のように子供たちのロウソクだーせーの歌が聞こえてくるような
安心できる世の中にはおそらくもう戻らないのでしょうね。