2006/04/10(月)06:40
政党カラーとカプ“チーノ”
今日はペルーの大統領、国会議員選挙投票日。
午後4時をもって投票が締め切られた
アルマス広場の最寄のサン・フランシスコ・デ・ボルハ学校前の道は大変混雑していた。
一方通行の道は大変混雑・・。
トゥパク・アマル二世も学んだ伝統校前の混雑
選挙前から誰に投票するか、ギョーカイ君の間でも話がよく出ていた。
ある日、オレンジ色のジャンパーでオフィスに行くと、
「あんた“チーノ“を応援しているの?」
チーノとはフジモリ元大統領の愛称。
ラテン・アメリカ諸国ではchinoとはスペイン語で中国人をあらわすが、アジア系に対する総称としても使われる。この言葉Japと同様蔑称としても使われるし、また逆に愛称としても使われる。
蔑称か愛称かは口調、この言葉を使った人間との関係によって判断できる。
また、目が細いという形容詞としても使われる。
ペルーのワルツの曲に
“Los ojos chinitos “というのがある。Chinitosというのは(中国人のように目が細い)という形容になるのだ。
チーノの言葉に怪訝な顔している私に事務の人は説明してくれた。
「フジモリ(チリで拘留中)の党(正確にはフジモリを支持する政党)の政党カラーがオレンジでしょ・・」
ああ、そういうこと・・。
話はこれでは終わらなかった。
マチュピチュの駅の構内のカフェスタンドでカプチーノを頼もうとしたら、あるガイドが
「君、どうしてカプチーノを頼むんだい??・・・・ああ、
そうか!!カプチーノがすきなんだ。フジモリの支持者なんだね!おまけにオレンジの着ているし~~!!(爆)」
ああ、不愉快。
みんなが素敵だといってくれていたオレンジのジャンパーがいっぺんに嫌いになった。
世界遺産クスコの退屈な日常もよろしく!
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カプチーノクリーマ