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再び活性化する。何がというとかつて血がたぎる若き頃聴いていた、ヘヴィ・メタルの伝道師、ジューダス・プリースト(Judas Priest)である。
掃除をしていて、ふとCDラックの普段表紙が見えない棚に置いてあったのを見つけて手に取った。すぐに聴きたくなり、片っ端からかけてみた。かつての血の気の多い若い頃の記憶とともに蘇ってくる。 ジューダス・プリーストとは「ユダの牧師」である。イェズス・キリストの弟子、いわゆる13使徒のなかで師を裏切ったといわれるユダをかかげるところが反骨精神を体現する「ロック」なのだ。 初期の頃70年代の音源は、実際には後追いで聴くこととなっていた。しかし、初期の頃はまたハード・ロックの正統な様式を漂わせていて、これも素晴らしい。だが、常に前進することを良しとする姿勢でいい評価が得られたことに甘んずることなく、時には失敗作と評されるものもありながらも、絶えず変化していく。 人間は安定を求めながらも、同じことだけをして生き続けられない。それに似ている気がする。 そして十分熟成され、昇華されて、結局最初の志に、すなわち原点に還ったりするのかもしれない。 BGM : Hard As Iron / Judas Priest お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年05月21日 00時14分51秒
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