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2024年09月26日
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カテゴリ:アニメ(あ行)




25話

今、奇跡を起こします!

刮目せよッ!!

エルサは声高らかに宣言するのだった。

その姿は二代目引田天功のようだったと

後世まで語り継がれることとなる。

それほどのイリュージョンを

村人はじめエンベルクの司祭までもが

目にしたのだから。


エルサが指差す方向には

エンベルクから返品された麦が乗せられた荷馬車があった。

そこの麦の上にひとりの青年が立っていた。

青年は突然歌い出した。

 ♪〜ラン、ランララランランラン〜

   ラン、ランララララ〜ン〜♪

彼の歌と共に麦袋からは金色の麦が生えてきたのだった。

まるでそこに黄金の草原が現れたかのように。


その様子に酒場の女主人が涙ながらに声を発した。


 その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし


言い伝えのような文言を口にした直後

膝から崩れ落ち号泣するのだった。

  奇跡じゃ〜!奇跡が起きたのじゃ〜!


これは仕組まれた演技。

しかし確かにそれは奇跡だった。





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​​







エンベルクの司祭はシンジラレナーイという思いから

ふと村長の方に目を向けた。

  ♪〜ラン、ランララランランラン〜

   ラン、ランララララ〜ン〜♪

ナ、ナニィ!( ゚д゚ )

両手を広げながら村長も歌っていた。

そのハゲ頭に黄金の麦畑を宿して…。


動揺を隠しきれない司祭に向けて

エルサは言い放つ!


 この村は正しき神に守られているとお認めください!


司祭はガクりと肩を落としたのだった…。


こうしてテレオの村は毒麦事件から難を逃れたのである。



以上がこのテレオの村で起きた出来事でありんす。

得意げに話す女性の傍らには少女が目を輝かせていた。


  あれは!??もしかして??


少女が指差す方向にそれは立っていた。


  人というのは
  何かを崇めないと生きられないものなのじゃな…


少女が駆け寄った青年と少女の銅像を

見つめながら女性はそうポツリと呟いた。


ー勇者ロレンスと賢者ホロー

少女はその足元に書いてある文字を

指でなぞりながら読んだのだった。



二人はこの村を救った勇者ということで

いつまでも語り継がれたのである。


商人ロレンスの死から30年が経っていた。


※この物語はフィクションを元にしたフィクションです(どんだけぇ~)

※本ページにはプロモーションが含まれています。


==ここまで読んだ==
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Last updated  2024年09月26日 19時00分12秒
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