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カテゴリ:アニメ(た行)
7話 父は言う。 娘に。 顔を見なくたってわかる。 と。 それはお暇を頂いた娘が実家に帰ってきての 父娘の会話だった。 娘は悩んでいた。 自分の知を求める気持ちに嘘はつけない。 上を目指して進みたい。 そんな悩みを父親は察したのだった。 時は男社会。 現代よりもその差は歴然なのだった。 女は男の前に出てはいけない。 出られるわけがない。 女は男より劣っているのだから。 もし男より前に…上に立てる女がいたのなら それは人ならざる者に力を借りたか 人ならざる者そのものなのだ。 つまりそれは異端者であり魔女だ…と。 娘の悩みを察してそう声を掛けた父親の顔は 闇に照らされわからなかった。 って… 声でわかるつぅ~の!( ゚д゚ ) それこそ顔を見なくてもわかるつぅ~の!( ゚д゚ ) ヒロインぽいヒロインちゃんの父親は 津田健次郎ちゃんことノヴァクかいっ!( ゚д゚ ) なんて世間は狭いんだ! まるでこの世界の了見のように狭い!! って言いたいのかも( ꈍᴗꈍ)チガウヨ そんな父親の諭す声に娘は押し通す。 この父親にしてこの娘。 血は争えないのだ。 知を求める娘に父親は理解を示し 応援するよと一言告げるのであった。 と、そこで丁度Aパートが終わり アイキャッチが割って入る。 チッ! ヒエッ! これ…ノヴァクの心の舌打ちを表現してるの!? 怖いんですけど!
てかこの作品ずっと怖いんですけど! ヒロインちゃんことヨレンタちゃんの 上司みたいなコルベさん。 イケメンな優男である。 彼は優秀な助手であるヨレンタちゃんの論文を 自分名義に変えて提出し評価を得た。 これは女であるヨレンタちゃんの身を守るため。 女が目立ってはいけないのだから。 ヨレンタちゃんを目立たせせずに 自分が評価を受けることで立場を上げて ヨレンタちゃんも引き上げようという考えなのだ。 彼の心に裏はあるのか? きっとない。 この時代のこの社会ならば こういう考えなのが至極当然なのだろう。 むしろ良き理解者とも言えるほどに 当時の状況を照らし合わせれば味方なのだ。 だが…だから…怖い! そこが怖い! 時代の常識にそって立ち回る。 それって違う視点で眺めると こんなに嫌悪感があるのかと思い知らされる。 研究者たちに疎まれている存在の ここで一番偉いピャスト伯は ヨレンタちゃんに論文の著者が誰かを問う。 もしや…? このピャスト伯もまた常識に縛られない側の人? 登場人物の見た目や生き様から 勝手に印象を抱いて決めつけている自分がいることを わからせられてしまうのよ…このアニメ…怖い。 ヨレンタちゃんが遂に ファブルことオクジーくんと 中村悠一ことバデーニさんと邂逅する。 ヨレンタちゃんも思ったことでしょう。 その風貌に。 怖い… と。 ※本ページにはプロモーションが含まれています。 ==ここまで読んだ== 読んでくださりありがとうございます♪ 何かポチって行ってくれたら嬉しいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年11月12日 07時04分50秒
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