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2024年11月28日
カテゴリ：アニメ（か行）
２０話 ♪〜ふぁ〜いあ〜あ〜え〜んぶれむぅ〜 てぇ〜ごわぃ〜シュミレぇ〜ショ〜ン♪ 脳内にファイアーエムブレムのテーマソングが 響き渡る。 これは手強いシミュレーションなのだ。 勝利条件は ・敵の城の制圧 ・リーツの生存 ・リューパの生存 ・リューパの妻及び人質全員の救出 これら全てを満たさねばならなかった…。 アルスが頭を悩ませながら コントローラを握っていたその時！！ リューパは考えていた。 オレ、この戦闘が終わるまで生きてるかな？ 彼はアルスを庇った際に受けた傷により 瀕死状態だったのである。 そしてその時はやって来た。 彼の根性が限界を迎えたのだ。 戦闘の勝利と共に！ ♪〜あかい〜ばらとぉ〜しろぃ〜ぱんてぃ〜♪ 彼は夢を見ていた。 妻とまだ見ぬ子供と犬。 小さな家で幸せに暮す自分の姿がそこにあった。
おぃぃーーー！！ ここまで何度も何度もリセットして やり直したのにぃー！ アルスはこれ以上のやり直しにうんざりし 必死でリューパを蘇生する。 てか、 このファイアーエムブレムには 魔道士がいるのにヒーラーはいないのかッて！！ あなた…。 リューパの耳に優しい声が届く。 それはヒーラーが詠唱する蘇生魔法よりも 尊い一言。 どんなに腕利きのヒーラーがいたとしても この時のリューパを救うことは出来なかっただろうと その場に居合わせた誰もが語り継ぐことになる。 リューパがその声に意識を取り戻したのだった。 そこには妻がいた。 救出された妻が。 そして生まれた我が子が。 こ、これは…。 アルスは思ったのだった。 ファイアーエムブレム聖戦の系譜！！！ ___φ(｡_｡*)ﾒﾓﾒﾓ なんてことをその晩のテントで アルスは書きとめていたのだった。 ※本ページにはプロモーションが含まれています。 ＝＝ここまで読んだ＝＝ 読んでくださりありがとうございます♪ 何かポチって行ってくれたら嬉しいです
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Last updated
2024年11月28日 07時00分10秒
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