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カテゴリ:アニメ(ら行)
5話 ♪ズンチーズンチーズンチーズンチー 大人しく始まったドラムのビート しかしそれは序章に過ぎなかった。 全てを聴いた今だからこそわかる。 それは嵐の前の静けさに過ぎなかったのだ。 ♪ズンチャカ!ドコドコドコドンドンッ!!! もはやこのビートは止まらない。 この吹き荒れる嵐は誰も止めらねられない。 これが… アンパンマンマーチだと言うのかッ!!( ゚д゚ ) 君は見たことあるかい? にゃんごすたーの叩くドラムを! そのアンパンマンマーチを! この吹奏楽団にはにゃんごすたーが二人いるのよ! ひとりはドラム。 もうひとりはベース。 この二人の演奏により置きに行っている温い演奏は 次第に熱を帯びていく。 ぬるま湯のままではいられない。 楽団員の心にも火が灯るッ! 指揮者の私は音楽が壊れないように 抑え込まなければいけないッ! だけどッ! ぐっ…腕が…持っていかれるーー!!! 振り下ろす指揮棒が何かに弾き飛ばされることは免れたが 腕が跳ね上げられる! 宝島がぁーーー!!! 新宝島にぃーーー!! 指揮者の私は丁寧丁寧丁寧に描きたいのにッ! 激しい音圧に目を閉じずにいられない状況下、 それでもなんとか目を開けた世界は 豹変していたのだった。 わ、私は何を見ている!? 指揮者の目の前には楽団を包むように 風の渦が巻いていた。 こ、これが…この二人の力なのか!? 二人の演奏にみんなが吸い込まれていく! こ、これはまさに… ダイソン並の吸引力や〜( ゚д゚ ) 吹き荒れる嵐はやがて宝島さえ変貌させるのだった。 ッ! この凄まじい演奏は観客さえも吸い寄せる。 演奏前には数人しかいなかったのに いつの間にか観客席には立ち見客で 溢れるまでになっていた。 そんな客の中にひとり。 ベースからギターへと持ち替え圧倒的な 音を会場に殴りつける鈴ノ宮りりさを見つめる少女。 鈴ノ宮ありす…りりさの義理の妹だった。 はわわ〜まずいですぞ〜(。>﹏<。) テレビの前でそんな二人の邂逅を見守る私は 思わず声を漏らした。 その刹那!! お、お姉様…(〃ω〃) な、なにィ( ゚д゚ )( ゚д゚ )( ゚д゚ ) ラスボスだと思っていた妹が早くも陥落だとッ!? じゃ、じゃあラスボスは…。 自宅に先に帰宅したありすは義理の母へ 昔のりりさの事を尋ねたのだった。 その問い掛けをした瞬間に 義母の瞳から光が消えたことを ありすは見逃すことはなかった。 いや、瞳を逸らすことが出来無かった。 その冷たさに恐怖を覚えて。 あらあら…ありすさんにはもう一度あれを 施さないといけないようですね。 そんなことは言っていない。 だが…テレビの前の私にはそう聴こえたのである。 難聴だから!( ゚д゚ ) えっほ!えっほ! そろそろ手元スピーカー買ってって家族に伝えなきゃ! この物語は鈴ノ宮りりさが 母親の心に潜む闇を 魂のギターで打ち砕くまでの記録なのである。 知らんけど(. ❛ ᴗ ❛.) ここまでずっと面白い…。 ※本ページにはプロモーションが含まれています。 ==ここまで読んだ== 読んでくださりありがとうございます♪ 何かポチって行ってくれたら嬉しいです
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Last updated
2025年05月03日 07時00分12秒
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