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カテゴリ:アニメ(ら行)
7話 4組のガールズバンドで対バンですって!? 2組はこの子たちとして残りの2組は…? 視聴者はそれぞれ夢想するのだった。 1組は結束バンド…。 残りの1組は…ゴクリ…。 ー 放課後ティータイム ー それは伝説のバンドである。 彼女たちが一世を風靡してから 15年が過ぎていた。 夢の共演やん( ゚д゚ ) そう…これは夢だ。 結束バンド?放課後ティータイム? 誰それ? でも…何だか胸がドキドキする! 楽しそう!! 院瀬見ティナは夢を見ていた。 日夜続けたキーボードの練習による過労によって 激闘の末、立ったまま絶命した格闘家のように 死んでこそいないが寝ていたのだった。 りりさの爆音ギターにより現実に連れ戻された彼女は 先程まで見ていた夢の事はすっかり忘れていたのだった。 胸の高鳴りを不思議に思いながら。 そんな姿を旧校舎の陰から覗き見している者が居た。 私だよッ!( ゚д゚ ) 腕組みしながら眺めていた私は 全てを理解するのだった。 うん。これはアレだ。 彼女はこの4人の中で誰よりも上手くなるやつだ。 彼女だけ音楽への理解が3人と異なっていて 上手くなるための道が他人とは違うんだな。 たぶん天才! ファイアーエムブレムに例えるならば 緑髪の弱っちい弓使いみたいな感じ!( ゚д゚ )クワッ!! 私は早口でそう独り言を並べ立て 次にりりさと白矢に視線を向けるのだった。 こっちはアレだ。 りりさも白矢に追い付こうとするあまり 自分のギターへの想いが欠けてしまっているんだ。 その想いを別の言葉で言うなら情熱。 燃え上がる炎! 白矢の氷のような心を溶かすには 自分の中に燃え盛る炎の演奏をしなければならい! その演奏を人はロックと言うんだぜ( ꈍᴗꈍ) そう目を瞑りながら独り言をこぼす私の脳内では 白矢が驚愕している姿が映っていたのである。 な、なにィ!( ゚д゚ ) コイツ…。 音羽の見る目に間違いは無かったということか…。 完敗だ…orz ここまで妄想した私はひとつの事に気づく。 いや最初からわかってはいたんだ。 でも気づかないふりをしていただけ…。 恐ろしい…。 黒鉄音羽。 全て彼女はお見通しなのだ。 院瀬見ティナの秘めたる天才性を見抜き それを指導するりりさが覚醒する。 覚醒したりりさにより白矢の音楽が変わる。 気のせいだろうか? 私はいま一瞬、彼女たち3人の頭に ゲッサーピンが突き刺さっていたような そんな幻覚を見た気がした。 AZKiのような気品と知性と強かさを持った 同じ容姿の黒鉄音羽。 彼女はこのバンドのフィクサーなのだった。 ーエピローグー 私はいま車に乗っていた。 その車を世間ではパトカーという。 連行される私はふと窓の外へと視線を向けた。 私が視線を向けたその先は 彼女たちが練習している教室だった。 私と視線が交差した黒鉄音羽は 微笑んでいたのだった。 ※本ページにはプロモーションが含まれています。 ==ここまで読んだ== 読んでくださりありがとうございます♪ 何かポチって行ってくれたら嬉しいです
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Last updated
2025年05月17日 07時00分04秒
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