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カテゴリ:アニメ(ら行)
11話 それは不思議な光景だった。 学園に所属していれば 誰でも知っている憧れの先輩黒鉄音羽と院瀬見ティナ。 お姉様はどうやってあの二人と知り合ったのだろう? そしてさらにもう一人。 白いショートヘアの人は他所の学園の人だ。 鈴ノ宮ありすは今日も窓の外から そんな姉とバンドの様子を覗き見ているのだった。 鈴ノ宮ありすは知らないのだ。 それはまだ彼女が幼いからに過ぎないのかもしれない。 人は出会うべくして出会うんだぜ。 私は今日も旧校舎の林の陰から 鈴ノ宮ありす越しにバンドの様子を覗いていた。 人が出会うものは何も人だけではない。 物事全てがそうである。 楽しい事も辛いことも。 それをどのように受けて…そして流すのか? それはその人次第であり その対応次第で楽しい事なのか辛い事なのか 決まるのだ。 もちろんどうしたって辛い事も中にはあるけれど その時の気持ちの持ち様は それまでの自身の生き方で前に向けるか 後ろに向くかが決まるものである。
どうしたらノーブルメイデンになれるのか? 何故ノーブルメイデンになる必要があるのか? それは母親の為である。 自分のためでは無い。 娘がノーブルメイデンならば母親は社交界で 見下されない。 そう考えてのことである。 ん??? エレキギターをひく娘がいたら 社交界では見下されるのでは?? だから見つかってはいけないのだけれど 彼女の考えは浅はかではないだろうか? そう言っているのだ。 高柳弥生は。 それが社交界の現実だと。 あなたの行動は矛盾しているのだと。 高柳弥生くらいになると 鈴ノ宮りりさのおかしさに気づいちゃいますから! そう! りりさはおかしいのである。 高柳弥生並に気づかないにしても その違和感が漏れ溢れているからこそ 生徒会長もたしなめたのである。 ノーブルメイデンを手段で目指すりりさ。 最短距離でギターを上手くなろうとするりりさ。 これが若さか…。 窮屈な中で藻掻いている…。 これは彼女が人生で出会った試練。 もし彼女がバンドをやっていなかったら… メンバーと出会っていなければ…。 この先のことはまだわからないけれど きっとそれが鍵になる。 向く方向を変えた時に 彼女の肩の力は抜けてひとつの勝ち筋が見えるのでは ないでしょうか? 何だか心がざわざわする11話。 結果、感想がざわざわする感想になったとさ。 ※本ページにはプロモーションが含まれています。 ==ここまで読んだ== 読んでくださりありがとうございます♪ 何かポチって行ってくれたら嬉しいです
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Last updated
2025年06月15日 07時00分05秒
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