どらちゃんのしっぽ

2007/06/28(木)20:06

SuicaとPASMO

その他(60)

いまさらな話題であるが。 2007年3月18日より、私鉄・営団などJR以外の鉄道事業者の共通ICカードPASMOが発売された。 それに合わせて、JRのICカードSuicaとの相互乗り入れが開始された。 その結果、利用者はSuicaかPASMOのどちらかを持っていれば、首都圏のほぼ全ての鉄道にて切符を買わずに乗り降りができる環境が整った。 こうした競合他社間の協業により、利用者の利便性を向上させる取り組みは、とても嬉しいことである。 Suicaは、ペンギンの付いていない初代型である。けっこう貴重?ぼくは、JRを日常利用していないので、JRのICカードによる定期券の利便性を甘受出来なかった。 が、ついにPASMOによるICカード定期券を使えると、喜び勇んで発売日前に予約をいれた。 無事、ICカードによる定期+オートチャージにより、乗車券の計算や、降りた後の清算という煩わしい作業からは解放されたのだが。 手元に残ったSuica(定期機能なし)は、もはや使われることはない、ということに気づいた。 残金がいくら残っているのかも忘れ、緑の窓口に解約申し込みに行くと。 「50円残ってます。これは手数料として頂いてしまいますが、よろしいですか」 と聞かれる始末。 そんな理不尽なことありますか。この中に1000円残っていたら、それも手数料ですか、とは言わなかったが、少々憤慨して、解約をやめて出てきた。 そういえば、解約のときの扱いというのを、ろくに知らずに、PASMOも申し込んだ。 しかも、オートチャージが付いているので、残金が手数料で取られてしまっても惜しくない金額まで減ることはない。つねに、2000円以上入っているのだから。 不安になって、調べました。 結果として、SuicaもPASMOも、ルールは同じ。解約時の払い戻し手数料は、210円に固定されている。 ぼくの場合、210円に満たなかったので、全額徴収ということになったらしい。 ほっと、一安心。 緑の窓口の人も、そう説明してくれればいいに・・・。 以下に、その説明リンクを書いておく。 Suicaの場合 規約15条より (払いもどし) 第15条  ICカード乗車券が不要となった場合は、利用者は当社が指定する駅にICカード乗車券を返却し、SF残額(10円未満のは数がある場合は、10円単位に切り上げた額。以下本条において同じ。)を一括して払いもどしの請求をすることができます。この場合、ICカード乗車券 1枚につき手数料として210円(SF残額が210円に満たない場合はその額)を支払うものとします。 FAQより 例)入金(チャージ)残額が322円のSuicaカードをお持ちの場合 * ・お買い物や飲食でお使いいただける金額は ……… 322円です。 * ・鉄道のご利用にお使いいただける金額は ……… 320円です。 * ・Suicaカードの払いもどしをされる場合は、残額を330円とみなし、ここから210円の払いもどし手数料を差し引いた120円と、預り金(デポジット)500円をお返しいたします。 Pasmoの場合 払い戻しについて 「SF残額」または、「SF残額と定期券の払いもどし計算額を合算した額」が210円以下の場合はデポジットのみお返しします。 こうしてみると、JR東日本のページは、規約を全文公開していて厳密に調べたいときよいのだが、FAQが片手落ち。解約したいときや、払い戻しについて、という質問はなく、「残額にある1円単位の金額を使い切ることはできますか?」という質問の中に、払い戻しの説明がある。 PASMOのページでは、払い戻しについて丁寧に記述されているが、規約そのものは掲載されていない。結果的に知りたいことは、どちらでもわかったのだが、PASMOのページのほうが、より早くわかったな。  

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