テーマ:プロ野球全般。(13400)
カテゴリ:スポーツ
西武ライオンズは巨人へFA移籍した豊田投手の補償について人的補償+金銭補償を選択したと発表しました。
FA制度による移籍では金銭での補償では移籍選手の120%の年俸を、そして人的補償の場合は、プロテクト外選手1名と移籍選手の年俸の80%の金銭での保証を定めています。(ちなみにメジャー移籍の場合補償制度は適用されません) 今回、西武は豊田の補償には金銭での補償を選択すると見られていましたがまさかの人的補償。それも、元本塁打王で通算349本塁打の江藤智です。 通常、後に来るFA選手達へのイメージのために江藤のようなFA選手には厚遇するのが普通ですが巨人はプロテクトから外し、また若返りを目指す西武がベテランを獲得したということでかなりの意外性をもった移籍ではなかったでしょうか。 えっとまぁ移籍の話はこれくらいにして広島ファンの感想を。 今回の移籍、広島ファンとしてはさびしい限りですよ。90年代中盤の前田金本江藤野村緒方と生え抜きの最強野手陣の中で4番を張った男ですよ。 ホームラン王を取った男ですよ。小さいながらに赤ヘルのあの背番号33が4番でコールされて右打席に入る。それからあの独特のバットを釣竿のように傾けて投球を待つ、というのを覚えたし友達と野球をすれば真似しました。 その33番がFAで移籍。広島ファンからは睨まれ、巨人からは長嶋監督が背番号を変えてまで呼んだ選手です。 それがここ2~3年レギュラーからも外れベンチ要員ですよ。 それでもってFAの人的補償でしょ?悲しくて涙が出る。 スランプで4番を外れることはあっても、天才打者・前田智徳、今は虎の選手ですが金本を抑えてカープ4番に座って、その座を離さなかった人なのに・・・ 正直、江藤がパでプレーするというのも想像できませんがDH制もあるしサードはおかわり君や平尾との勝負になるでしょう。折角チャンスができたのだから350号本塁打の達成ともう一花咲かせることを願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/01/05 11:03:31 PM
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