- F15K戦闘機、年内に14機が導入 -
空軍の最新鋭次世代戦闘機(FX)、F15Kの韓国内導入の日程が、大幅に繰り上げ
られるもようだ。
10日、軍の消息筋によると、米ボーイング社が最近、年内にも韓国空軍に総14機の
F15Kを引き渡す意思を伝えてきた。これは当初、韓国空軍がボーイング社とFX事業
を推進して合意した今年の引き渡し分の8機よりも、6機多い。
昨年末に4機のF15Kが導入され、今年の8機に続いて、07年に16機、08年に12機
の総40機が年次的に導入される予定だった。ボーイング社が提案した今年の引き渡し
分は、残りの引き渡し分の39%にあたる。
軍の関係者は、「ボーイング社が、『米セントルイスのF15K生産工場の稼動率が高く、
計画を大幅に繰り上げて機体を引き渡せる」という意思を打診してきたので、受け入れ
を検討中だ」と述べた。
ボーイング社の提案を肯定的に受け入れた軍当局は、「オムチェホ」(敵の攻撃から戦
闘機を保護する格納庫施設)などのF15Kの収容施設の建設日程を考慮した「修正引
き渡し案」をボーイング社に伝え、その返事を待っているところだという。
したがって、ボーイング社が軍当局の修正案を受け入れれば、今年14機のF15Kが
国内入りし、このため残りの機体の引き渡し時期や空軍の戦力化の日程も、大幅に繰
り上げられるものと予想される。
空軍は、来年9月からF15Kを実践配備するが、独島(ドクト、日本名=竹島)上空の
哨戒任務には、その前の来年初から投入する案を推進してきた。最高速度がマッハ2.5
のF15Kは、出撃後8分で独島まで飛ぶことができる。
ソース : 東亜日報
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006041144768
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