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空のへや

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フィアット500

フィアット500(チンクェチェント)について

1957年ジュネーブ・ショーでデビューし、1975年(私が産まれた年です)までの18年間製造された車。

大きく分けると
ヌオーバ500(1957~1960)博物館以外ではめったに見かけない。
500D(1960~1965)私の車は1964年製。これもあまり見かけない。
500F(1965~1972)ルパン三世「カリオストロの城」で有名。
500L(1968~1972)Fの豪華版。
500R(1972~1975)実は594CC。あまり見かけない。
の5種類があります。

ヌオーバ500、500Dが第一世代。
500F、L、Rが第二世代。
大きく分けると2つに別れています。

ここでは私の車、500Dについて簡単に説明します。

F横

一番の特徴はドアが前開きな事です。
これはヌオーバとDのみの特徴で、私はこれに惚れました。
が、車屋さんには「壊れたらパーツがないからね。覚悟してね。」と言われた部分です。

次に、屋根。
写真を見れば分かると思うのですが、後ろまでバッカリ開きます。
これは本来はDにはなく、ヌオーバにしかないと言われている屋根です。
でも、オプション品だったのではないかな~?と思っています。
私はここにも惚れました。
F以降は、この屋根は絶対ありません。
F後

カタログスペックは、排気量499.5CC、18馬力、総重量500Kg、最高速度95Km。
最高速度については、私は下り坂75Km、上り坂30Km(恵那山トンネル通行時)です。
家のフィアットはほとんどノーマルです。
変えたのは納車時にオルタネーター。
1000Km点検でオイルパン。
キャブが壊れたためデロルト40φからウェーバー38φに。
キャブについては改造してあったのがノーマルに戻った、という感じです。

購入する時、車屋さんから
「見た目で選ばないでね。Dを所有するという事は、フィアットの歴史ごと買うと思ってね。
第一世代と第二世代は大きな差があるよ。壊れやすく、パーツも出にくい。
故障したらパーツを取り寄せようと思っても、出てこない事があるよ。」と言われました。
特にドアはぶつけたら、もうないそうです。
キャンバスの屋根も、オーダーで作ることになるそうです。

今の車を買う前に、同じような仕様のDを発見したのですが、少し悩んだんです。
理由は、東京に住んでいたので車は必要ない事。
結婚は決まっていたので、お金を貯めていた事。
色がグレーだった事。
でも、やっぱり欲しい!と思って次の週に車屋さんに行ったら、もう売り切れてました。

悔しくて、悲しくて。
次に気に入った車が出てきたら、絶対買う!!と心に決めました。
その3年後、今の車を発見。
ここで買わなきゃまた後悔する!と思い、購入を決意しました。
ちなみに値段は215万。
お金で買えるなら安いものだと思いました。
だって、欲しくても買えないんです。物がないから。

二人



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