アネスト岩田キャンベル製 半自動溶接機 WG3010の直流化 その1
動画を見ていたら、安い半自動溶接機を直流化している画像を見付けた!
面白そうだからググって色々な改造事例見て気付いたが、
だいたいは、この辺の1個送料込み2~300円のダイオードを4個使って2.0の単線ケーブルでブリッジ回路を作っています。
そこで、『あれ?』と思いました。
ダイオードを4個使って回路を作るとかなりかさばります。
溶接機の筐体内に納める為、皆さんだいぶ苦労しているようです。
私の記憶では、ブリッジ回路を形成したモジュールはかなり安価で売ってるはずなんです。
検索したら普通にありました。
これ使えばブリッジ回路を組む材料も手間も必要がありません。
これが1個送料込み1,000円位なのでダイオード4個と金額的に大差は無いのです。
また、入力も出力も丸端子なので直流化しても、交流一次側に繋ぎ直せば直ぐに交流に戻ります。
あと、ヒートシンクと冷却ファンを付けてる人も多いですが、パソコンのCPUではないので過熱しても暴走する機器ではありませんのである程度温度が上がったとしてもダイオードとして機能します。発生熱量にもよりますが、ブリッジのモジュールを筐体の鉄板に貼り付けて筐体を放熱板代わりにして問題なくイケる場合もあります。元々、冷却ファンが付いてる個体なら、気流に沿った鉄板なら放熱板として十分機能します。
よって、かなりコンパクトに収まると予想しています。
ドナーはアネスト岩田キャンベル製
半自動MIG溶接機 WG3010です。
当時、75,000円位したものです。
アルミ溶接が出来るのが特徴です。
アルゴンガスを使ってアルミ溶接機したことありませんが、出力上げての3mm厚程度の溶接以外、ワイヤー供給装置の調子も悪いのであまりキレイに溶接できません。
とりあえず、薄物板金で使えるように改造してみるので、まずはこのブリッジモジュールを使って直流化してみたいと思います(^^)