毎日がバレンタイン/柏原よしえ
2007 World Junior Oberstdorf,Germany を今頃ようやく観る。今年は、ﾍﾟｱもﾀﾞﾝｽも見応えがあった。 特に、ﾍﾟｱが面白かったかな。 ﾀﾞﾝｽは、ｴｽﾄﾆｱにいいｶｯﾌﾟﾙがいて、ﾜｸﾜｸ。 で、男子を観ているが、これがつまらない･･･。 ﾌﾗﾝｽもﾄﾞｲﾂも上位にいないし。 全日本ｼﾞｭﾆｱ優勝の町田くん。彼の滑りが好きじゃない。 手の表現、ｼﾞｬﾝﾌﾟ後のﾁｪｯｸ、何よりがっついてる滑り。 SPの3ｱｸｾﾙ転倒も痛かった。9位。 もっとがっかりしたのが、鳥居くん。 名前だけはよく聞いていたが、彼を見るのは今回が初めて。 まぁ、ずんぐりした華のない子･･･。 これが日本の3番手。22位。 Joey RUSSEL（CAN）のﾌﾘｰはRhapsody in Blue。 ｶﾅﾀﾞは次から次へといい選手が出てくる。 ﾊﾞﾄﾙっぽい雰囲気で、いかにも上手そう。 ﾗﾝﾃﾞｨﾝｸﾞが滑らかで、音楽表現もいい。 ただ、2度の転倒が目立ってしまい残念。精神的にまだ弱いのかも。11位。 Patrick CHANは初出場から注目していたが、まだ16歳。そんなもんだったっけ？ﾋﾞｯｸﾘしました。 ただ、ﾛｼｱが苦戦中。ﾔｸﾞﾌﾟﾙに続かない。 ｱﾒﾘｶもまだまだかな。 Brandon MROZ（USA） 全米2位で臨む世界。Malaguenaのﾏﾝﾎﾞｱﾚﾝｼﾞ。 ｼﾞｬﾝﾌﾟもほぼ成功だが、ｽｹｰﾃｨﾝｸﾞには訴えかける何かがあった。 この先が楽しみな選手。4位。 小塚くんがｼﾆｱに上がり、SP3位でﾒﾀﾞﾙの期待が掛かる無良くん。 重松くんがｺｰﾁなので、彼を見られるのもお得。いつもの、黒の皮手袋だ。 SPがとっても良かったので、ﾌﾟﾚｯｼｬｰの掛かるところ。 3ｱｸｾﾙも決まり、序盤は良かったが、ｽﾛｰﾊﾟｰﾄから乱れ始め。 転倒に加え、ｽﾃｯﾌﾟｱｳﾄだのｵｰﾊﾞｰﾀｰﾝだの、ｽﾋﾟﾝの入りで手を着くだの･･･。 普通にやればﾒﾀﾞﾙは獲れたはずだが･･･。最終順位は8位に後退。 Stephan CARRIERE（USA）は、GP Final優勝者。 ｴﾚﾒﾝﾂはこなせるし、滑りも悪くはないが、訴えかけるものに欠ける。せっかくこれだけ出来るのだから、次はｱﾋﾟｰﾙするものを見たい。 SP6位からの逆転V。 ｶﾅﾀﾞの Kevin REYNOLDS は、ﾍﾙﾆｯﾂに似て蝶。 星の王子様ｷｬﾗなのか？ 4ｻﾙｺｳは両足、4ﾄｩは両足降りの転倒、続く3ｱｸｾﾙも両足でさらにｵｰﾊﾞｰﾀｰﾝ。 飄々としていて、滑りもまだ幼い感じ。 後半にﾙｯﾂのｺﾝﾋﾞﾈｰｼｮﾝや3連続を入れたり、難しい事はやるのだが･･･。まだ16歳。5位。 そして、SP1位のﾊﾟﾄﾘｯｸ･ﾁｬﾝ。 ｼｰｽﾞﾝ途中でｺｰﾁを亡くし、選手ではﾊﾟｯとしなかった天野真が新ｺｰﾁに。こんな素晴らしい選手を育てているなんて。それも才能かなぁ。。 16歳だが、今ｼｰｽﾞﾝｼﾆｱﾃﾞﾋﾞｭｰ、格の違いを見せつけたか。2位。 逆に、あんなに活躍したｳﾙﾏﾉﾌが教える Sergey VORONOV（RUS）は荒削りかなぁ。 ｳﾙﾏﾉﾌの繊細なｽｹｰﾃｨﾝｸﾞの面影はなく、力強さが目立った。3位。 最終滑走は、SP2位、中国の Jinlin GUAN 。 中国には珍しい、ｽﾋﾟﾝも上手な選手が登場。ｼﾙｴｯﾄが痩せてる頃の本田くんにｿｯｸﾘ。 悪くなかったが、3ｱｸｾﾙがなかった。6位。 女子はどうだろう。やっぱり面白くないかも。
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