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カテゴリ:映画
昨日見た、ピーター・ジャクソン監督の「キングコング」。
同監督の「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズが大好きな私にとって、「キングコング」は“この冬”と言わず、“今年”公開される映画の中でもっとも楽しみにしていたものの1つでした。 映画は3時間ありましたが、全くそんな長さを感じさせない出来! ずっと、ハラハラドキドキしっぱなしでした。 おとといクリスマスイルミネーションを見に行った植物園では、まるでディズニーランドにいるような感じがしたと書きましたが、昨日映画を見ている間は、ディズニーランドのアトラクションに乗っているような気がしました。3時間ずっと乗りっぱなし。 笑えるシーンもあり、もちろんジーンとするシーンも。 そして、めちゃグロイシーンも! あまりのグロさに、私も隣に座ってた友達も観客も、みんなで 「オ~~ッ」 何度も目を覆いたくなったほど。 (みんなが怖がってるそんな状況が、おかしくもあったんだけど) でも、観客みんなが一体になった感じがしました。 日本では、みんな感情を出さないからね。 それにしても、すごい映画だったな。 あんなリアルな映画がとれるなんて。ジャクソン監督、頑張りました! でも、あの激やせぶりは心配だけど…。 そして、もう1つの話題作「SAYURI(Memoirs of a Geisha)」。 バンクーバーでは、昨日から限定公開が始まりました。 この映画の基である小説が、スティーブン・スピルバーグ監督で映画化されると知った数年前から、どんな映画になるんだろうと期待していました。 途中で監督がロブ・マーシャル監督に変わり「あれ?」と思い、主演が中国人のチャン・ツィイーに決まったと知ったときは「なんで?」。 日本では、チャン・ツィイーは有名ですよね。 シャンプーのコマーシャルにも出てたし。 映画「グリーン・デスティニー」で、ハリウッドでもスターの仲間入りをしたと言われているし。 でも。 カナダに来て知ったのですが、彼女は中国の女の子の間ではかなり嫌われているようで…。 中国人の友達みんなに、 「チャン・ツィイーのことどう思う?」 と聞いてみましたが、決まって答えは 「嫌い!」 みんな口を揃えて言うのは、 「Nothing special!」 「取り立てて騒ぐほどの子じゃないじゃないの!」というのです。 それに、彼女がどうやってここまで有名になったかも、女の子たちには気に障るようで…。 元ステイメイトのMも、相当嫌っていて、 「英語はひどいし、態度も悪いし・・・」 と、延々どこが嫌いかを語ってました。 そこで、今度は男の子にも聞いてみたんです。すると、 「嫌いじゃないよ。かわいいし。」 なんで女の子たちはあんなに嫌ってるのかと尋ねると、 「君たち日本人の女の子は、広末涼子を嫌ってるだろ?それと同じようなものさ。」 「なるほど~。」と、妙に納得してしまった私でした。 でも、私は嫌いじゃないんだけど。チャン・ツィイー。 金曜日の放課後も、クラスでこの映画が話題になって、 「映画は見たいけど、チャン・ツィイーが主演の日本人の芸者を演じるのは許せない!」 と言う女の子たちと 「かわいいからいいじゃん。」 と言う男の子たちで意見が真っ二つに分かれて、おもしろかった。 私は来週見に行くことになっていますが、肝心の映画中身のほうはどうなのか、今から楽しみです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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