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不動産エージェントな生活、哲学の森と論理の海と

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2007.04.28
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カテゴリ:経済 金融

以前、テレビ番組でバブル時代の新宿における地上げの様子を、実際に地上げ交渉された住民のインタビューがありました。

毎週のように地上げの担当者が「土地、買取ますよ」と来るわけです。 しかもその価格の上がり方が異常で、場合によっては1週間で1000万円単位の額が上乗せされるといった状態。 最終的には11億近くだったと思いますが提示されたとのこと。

結局その夫婦はどんどん上がり行く地上げ価格を気にしているうちにバブルは弾け、現在は小さい飲食店を経営しながら生活しています。

 土地は結局残りますから売り急がなくても良い、と思う気持ちもあるでしょうが、やはりバブル中にどんどん資産価格が上昇していくとなかなか売れるものではありません。あとから振り返ってみて初めて気付くのです。

 

現在の新興国、特に中国の株式市場はまさにそんな状態。 おおよその人はこれがバブルだと知りながら、上がり続けるマーケットについていこうと投資を続けます。中国の要人によるバブル警戒発言もどこ吹く風。 中国は貧困層を守るべく?通貨の元切り上げの問題でも政策で押さえ込んでいる保護主義の面が強く出ており、思い切った経済政策に打ってでない、といった投資家の思惑も、このバブルを助長しているように見受けられます。

いずれにせよ、大きな調整局面を向かえる時がくるはず。ただし、それが1ヶ月後なのか、オリンピック後なのか、3年後なのか・・・

まだ上がるものなら持っておきたい。 バブルを知らない私でも新宿の夫婦の気持ちが分かるような気がします。






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Last updated  2007.04.28 13:29:44
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