|
カテゴリ:山歩き
この日は元々開いていたので、山に入る気まんまんで予定していたのですが、この週はかなり頻繁に出かけているので、いつものルートは回ったばかり。と言うわけで、残り少なくなった、未探索ルートに突撃してきました。
で、地形図はこちら。いつも入っている山は湖の北側。南側は一般人は滅多に入りませんので、山道の整備状況も雲泥の差があります。 本日の突入ポイントは「A」地点。 いつもの長谷ダムではなく、隣谷の集落を抜ける道を登ったところにある池の脇からです。溜池というよりは調整池の様子。水もほとんどありません。この池の裏は城ノ越山系。その裾野の杉林の中に、山道が延びています。 杉林ということで、とくに面白い植物も無く、ズカズカ進入しました。やたらと沢山、シャガの花が咲いておりました。 想像どおり、山頂から降りてくる道との分岐点に遭遇。このルートなら、あのややこしい城ノ越山頂もあっというま。だって、標高は180mしかないんだから。真っ直ぐ来たらこんなに近かったんですね。 分岐点を過ぎ、下りに差し掛かったところでクワを持ったおじいさんに遭遇。タケノコを堀りに来たそうですが、イノシシに食べつくされていたとのこと。反対方向から来られたので、どうやら、道は通れる模様。以前、藪に阻まれていた道に通じるはずですので、ちょっと安心です。 おじいさんに、道の様子を伺ったところ 「俺が(草を)刈ってきた」 とのお返事。 先へ進み見覚えのあるポイントに見慣れぬ、草のトンネルを発見。これなら充分通れます。じっちゃん。ありがとう。 で、そのまま直進すると左手に池を発見。 池??? 実は出口のポイントは思っていた場所ではなく隣の谷。上の地図ではCのポイントへ向かう道に繋がってると思ってました。そりゃ、感覚が狂うはずだ。 一旦、Bのポイントへ脱出。もうこの裏は新興住宅地です。 で、B地点から再突入です。以前、アメブロの方にコメントで教えていただいた十二佛への道標がここにあります。昨秋は藪に覆われていて、途中で隣の林の急斜面をよじ登り、尾根にたどり着いたので、その先は見たことがありません。 道は今、こんな感じ。かろうじて道が分かる程度です。さらに時間が経てば草が伸び、完全に覆われてしまいます。普通に通行できるのは今の時期が最後かも。しかも、 よく見ると強敵が潜んでいます。サルトリイバラです。葉っぱが丸く、害は無さそうですが、細くて鋭い棘が凶悪な植物です。特に、他の植物の茂みに絡み付いていることが多く、これに気が付かないと、かなり深くこの棘が刺さることもあり危険です。でも、この根は万能民間解毒薬として知られる、重要な薬草でもあります。また、いけばなでも、「サンキライ」として使われており、柏餅の葉っぱとして、柏の木の少ない地方では代用品にされており、様々に利用されている植物でもあります。 そして、C地点到着。道標の痛み具合から、十二佛も野ざらしかと思ってたら、こんな感じに整備されてました。やかんとかも置いてあったので、時々は手入れに人が訪れていたようです。過去形にせざるを得ない気配はかもし出していましたが。 道はまだ伸びてましたのでさらに登ってみましたが、竹薮に突入後、消えていました。元は続いていたんでしょうが、整備されないまま埋もれた様子。無理をせず引き返しました。 で、B地点から住宅地に出て、そのまま山の辺縁部を歩いて、A地点に停めた自転車を取りに向かいました。この辺りは、最近、宅地開発された場所で、非常に新しくこぎれいな家が、規則正しく立ち並んでおり、児童公園なども沢山整備されています。 そのなかの一つで発見したのがこちら。 やっぱ出るんだ。閑静な住宅地の公園に似つかわしくない看板。逆に言えば、彼らのねぐらと餌場を奪ってできた住宅地とも言えるんでしょうね。 で、自転車を回収して家に向かったんですが、ゴールデンウイークに何にも予定が無かったので、いい加減webの方、何とかしようと思って考えていたところ、さっきの児童公園。ああいう、公園の写真を撮り溜めて、紹介とか、公園当てクイズとかできるんじゃないかって思いついて、道すがら、児童公園を撮影して回りました。しかし、そうやって見ると、かなりの数がありますね。地図で調べてから回らないと大変です。 で、家から一番近い公園で発見したのが、 熟す直前のクサイチゴ。こんな住宅地でも見つかるんですよ。去年まで、全然気にしてませんでしたから、気付きませんでしたが。公園のつつじの木に絡み付いてました。 さて、私は明日も休みです。今度はどこへでかけようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[山歩き] カテゴリの最新記事
|