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カテゴリ:バリ島de買う【食品】
お魚は切り身になってパックに詰っているのよりも、水槽で泳いでいるのを調理してもらった方が新鮮で美味しいし、
野菜だってお米だって果物だって、採りたてが瑞々しくて美味しいですよね。 冷蔵や冷凍された食品を解凍して食するなんて愚の骨頂、 冷蔵庫なんか必要がないくらい、新鮮な食品がバリには溢れています。 なのでバリの食卓では、その日に取れた食材をその日に買ってその日に調理し、その日に食べるという、 一番の基本が自然に守られています。 デンパサールの市場の前で、こんな光景に出くわしました。 女性がバイクで買い物に来ていて、バイクには足を結わかれた鶏が2羽、ひとくくりになって積み込まれています。 鶏は目をパッチリと開けてまだ活きていて、逃げるタイミングを窺っているようでした。 バイクに積み込んで少し走り出したけど、どうも鶏のバランスが悪いらしく、また停車して積む位置を変えている最中でした。 市場では勿論捌かれた鶏肉も売られています。 なのになぜ活きたままの鶏を買って帰るのでしょうね? 新鮮なうちに捌いて食するのか? 或いはお寺へのお供えに使うのか? バイクが日常の足となっているバリでは、こんな光景は珍しくありません。 山羊や豚まで、うまい具合にバイクに乗っけて運んで行きます。 毎朝バリの主婦はパサールヘ買い物に行き、その日の食材を吟味し、家族のための食事を作るのです。 パサールで新鮮な食材を売るほうも大変。 夜中から収穫し、パサールに運んで早朝から客を待ちます。 大型の冷蔵庫に冷え切らない位の一週間分の食材を詰め込んでいるボクたちにとっては、 とても想像の出来ないバリの日常ですね。 ただちょっと残念なのは、中産階級が増えてきたバリでは、 冷蔵庫の普及と共にこの慣習が変わりつつあります。 バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪ バリがいつまでもステキな島でありますように copyrightアジアン家具雑貨finestage
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