バリ島 真夜中のティルタエンプル
バリに到着して現地で使っている携帯のスウィッチを入れると、RedyからSMSが入っていた。『今度の金曜日、とても善い日で満月だから、タンパクシリンに行きませんか?』バリに滞在して居る時、たまたま善い日にぶつかると、タンパクシリンのティルタエンプルにお参りに行っている。それもただお寺に手を合わせに行くのではなく、バリ人と同じようにサロンに身を包んで、ながれ落ちる聖水で身を清める沐浴をする、本格的なお参りをしている。バリのカレンダーで日の善いとされる日中は、お参りの人々で沐浴場はごった返し、芋を洗うような状況でとても時間がかかるので、大概は人の少ない真夜中にお参りしている。それでも熱烈な信者はいるのもので、真夜中であっても、寒さでガチガチ歯を震わせて沐浴の順番を待っている人々が大勢いる。寒さに慣れていないバリ人は、可哀相なくらいにブルブルと震えながら、真剣に聖水に向かっている。沐浴には作法がある。水の出てくる流れ口にはそれぞれ意味があって、最初はビジネスにご利益が有る 向かって右側から沐浴する順番となる。右側が終わると今度は反対側の一番左から順番に、最後はパワーが最強といわれる一番右の聖水を被って終了となる。沐浴の時間は全部で一時間ほど。満月の空を見上げると天空からは、クッキリとした月光が降り注がれている。沐浴が終わると、とてもすがすがしい気分が体全体を覆い、罪穢れが洗い流されたような、新鮮な気持ちに生まれ変わる。ビジネスにとってもご利益があるといわれているティルタエンプル。ボクにとっては欠かせないお寺のひとつです。月明りだけでフラッシュなしの写真なので、ブレブレはお許しください。赤い光は何なんだか不明です。バリをもっとメジャーな島に!ランキング参加中ココ押してくださいね♪バリがいつまでもステキな島でありますようにcopyrightアジアン家具雑貨finestage