バリ島 復興支援中・日本人会
皆さんはバリ島の日本人会をご存知ですか?バリに在住の日本人をサポートしてくれたり、相互コミュニケーションの場所、イベントを提供してくれる組織です。今回は、バリ島日本人会会長の鈴木千春さんにお会いして、今後のバリ島に対するお考えと、バリの旅行会社はお客様の安全確保にどのような努力をしているか、そして、安心して旅行が出来るかどうか、お尋ねしました。*今現在パッケージ商品のお客様の40%がキャンセルや行き先変更をしている状況ではあるが、それでも60%のお客様がバリに来ていただいている。その殆んどがリピーターで、初めてのバリという人は、右も左もわからない不安から、渡バリ見送りになっているようだ。旅行会社は、どのように安全確保をしてお客様をご案内しているのだろうか?日本の現地旅行会社の集まりJTOA(Japan Tour Operator Association of Bali)では、安全対策チームを結成し、独自に、ホテル、レストラン、観光箇所の安全確認調査をしている。大型ホテルのセキュリティはしっかりしている。五つ星以上のホテルは、軍隊まで動員してお客の安全を考慮している。したがって旅行社のお奨めは、ヌサドゥア、ジンバラン、ウブドの高級ホテルである。一流レストラン、DFS,プラザバリは警備を強化しているので安全性は高い。夜の過ごし方は、なるべくホテル内に居ていただきたいが、外出する時はガイドを伴い、スパや安全なレストランで食事をする事をお勧めしている。夜に行かない方が良い場所は、クタ地区のディスコやクラブ、スミニャック・ディアナプラのバーやクラブなどの、欧米人が大量に集まる場所や、ウブドの伝統芸能も警備が手薄だったり、欧米人が多いので、なるべく避けていただきたい。クタのディスカバリーなどのショッピングモールも警備が甘いので注意をして欲しい。インドネシア政府は、国家特別予算として、テロ対策、安全対策、バリ島の促進のために日本円で150億円もの莫大な予算を投じ、官民一体になって真剣に安全確保とバリ島販促をしてゆく事を決めた。そしてバリ治安委員会、(州政府、警察、自警団、観光関連業者、警備員にて構成)を発足させ、地域社会、観光関連事業者が一体となり、バリの治安強化を図り、観光スポットにおいては警察、軍隊、一般市民等3000人の警備体制を敷きはじめた。バリの日本人会やJTOAでは、素晴らしい観光地としての魅力を備えているバリ島を、将来にわたってサポートしていきます。世界の名だたるホテル(現在ブルガリホテルを建設中)をはじめ、安価で泊れるロスメンに至るまで、これ程幅広いツーリストを取り込めるリゾートは他に例がなく、バリ島独自のカルチャーも高いポイントになっています。バリがなくなったら、これだけの島は世界中探してもどこにもありません。ボクたちひとりひとりがこの島を守って行くしかありません。*お忙しい所わざわざインタビューにお答えいただきありがとうございました。写真はバリ日本人会会長、鈴木千春さんご本人ですバリの復興を応援したいYES!ランキング参加中!バリ島が昔のように立ち直れるようご支援ください!カタカナで覚えるインドネシア語ビチャラ・・・・・話す