バリ島 石の祈祷
今回のひとつのテーマに【石】がある。インテリア、玄関、庭にディスプレーする石の彫刻、置物を買ってくるように。こんな業務命令がFine stageから出された。子供の頃から石には魂があるから、川原や山から拾ってきてはだめだよ、ってしつけられて来たので、石の像を日本に持ってくるのは少し抵抗がある。ましては神々が至る所に鎮座するバリ島からはなおのこと。 バリ島からの石を日本で販売しているお店のサイトを見ると、シンガラジャのバリアンに祈祷をして貰っているとのこと、うちも誰か見つけなきゃ。知合いを通じてバリアンを紹介してもらう。彼に石のお祓いのことや、これはビジネスであるからお金儲けの手段の手助けでも、祈祷をやっていただけるか、訊ねてみた。彼はじっとボクの顔をみて、こうつぶやいた。『手のひらからすごいエネルギーを感じるが、なにかやっているのか?』『はい、レイキをやっています。』『そのエネルギーで石を包めば、石は浄化される。願いも叶う。わしが行う必要はない。お前が自分でやれ。わしはお前の後ろからいつでも後押しをさせてもらう。』たしかにレイキはセカンドまで学んでいる。レイキをビジネスで使いたくないし、ましてやボクが浄化した石を販売する時、お客さんに何て説明すればいいんだろう?そんな訳でボクはバリアンからしっかりと見放されてしまった。ライオンが子供を崖から突き落とすように、ボクはひとり立ちを余儀なくされる。バリアンだって祈祷をすればいい収入になるのに。彼はまたこうも言った。『石を両手に包んでエネルギーを入れているとき、お前の前に立っている女神が見える』きっとボクはまだ未熟なので、みんなが助けに来てくれるんだ。そんな訳でFine Stageで販売する石の彫刻、石像は、ボクの心のこもったエネルギーの注入をさせていただきます。ただ、ボクだけじゃなくて、後ろからも前からも大勢のクリーンなパワーが一緒に入ると思うので、きっと幸せを呼ぶ石になってくれることを願っています。このレイキもバリ島で習ったものだから、バリの石にはとても波長が合うのかもしれない。