2005/01/09(日)16:28
フィンランドのバーベキュー小屋=コタ
とりわけラップランド地方によくある建物コタ。
住むためではなく、バーベキューするための小屋です。
真ん中にグリルが置いてあって、その上に煙突があり煙を外に排出します。
グリルを囲むように六角形~八角形状にスペースが取ってあり
椅子やテーブル(シンプルなもの)が置いてあります。
椅子にはトナカイの敷皮が敷いてあるので冬でもあったか!
暖房器具はないのですが、グリルの灯が狭い室内をほどよく暖めます。
日本のツアーなどで、「モイモイ号」というツアーバスがあり
オーロラ観測を兼ねてこのコタに立ち寄る企画もあって
日本人がオーロラにとても興味を持っていることも彼らはよく知っています。
このコタ、観光客向けのものばかりではないんです。
地元の人たちの交流の場としても活用されていて
大晦日などはご近所さんが集まっておしゃべりしています。
お母さん達がドーナツやクッキーを持ち寄っての会合です。
さて、フィンランドのバーベキューってどんなのだと思いますか?
マッカラというフランクフルトソーセージのような大きさの
太いヤツに金具を刺して直火焼きするだけなんです。
ピーマンとかとうもろこしを串刺ししたりなどという
おしゃれなことはしなくて、ごっつい太いソーセージを
ガブリと豪快にいただくといういたってシンプル。
ビールやジュースを飲んだり、鉄瓶でコーヒーを沸かし
後は持ち寄ったクッキーやパイ、ドーナツなどをいただきます。