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カテゴリ:Nanu?(不思議)
昨夜遅くの帰宅だったので、今朝も自然に目が覚めるまで寝た。相方は昨夜も居間のベットに寝袋で寝た。
昨夜、Wにアンガルスク市内の地図が欲しいと話していたので、AとWが地図を持って来てくれ、説明をしてくれた。 相方が私にどこに行きたいか聞いたが「私はアンガルスクのことは知らないし、ガイドブックにも載っていないので、何があるか、観光名所は何か分らないので行きたい所はない、どこに行っても初めての所だから新鮮。お任せする」と答えた。 相方とWaとで話し合った結果、 路面電車の車窓から街並みを見て、街を把握してから古い街へ散歩に行く ことになった。 Aは驚いた。 路面電車にただ乗って、街並みを見る ことに。Aとしては、博物館や史跡(何があるか知らないけど)などを見に行くと想像していたらしい。 東京で言ったら、山の手線を1周した後に谷中を散歩する。 江戸博物館に行かなければ、浅草寺にも行かないってカンジかな? Wはロシアで映画を見たことがないので、皆で映画を見たいから、時間を確認したら電話をすると言い、私達の洗濯物を持って帰った。 私は昨日下着を手洗いしたので、それ以外のものをお願いした。 ロシアで路面電車に乗るのは初めて。 電車の床の高さとホームは同じではないので、優先席の対象となる方々にとっては乗り降りが大変だと思った。 ホームがある所はまだいいが、歩道に待つ所があって、電車が来たら道路を横断して電車に乗る所もあった。(←ドイツにもある) 車掌さんが乗ってきた客の所を巡回し、お金を受け取ると切符をちぎってから乗客に渡す。ラッシュの時はどうやって新しい乗客を把握するのだろう?記憶力が良いのだろうな?と思った。 座席は木製だった。 運転手、車掌とも女性。すれ違う電車どれも同様。運転室はそれぞれきれいに装飾していたので、すれ違う電車の運転室を見るのも楽しめた。 街並み、線路共に、街の中心に行くにつれきれいになり、中心を外れて行くに従い補修されていないままの状態になっていった。 一番古い街の近くで電車を降り、目指したのはアンガラ川の河岸。自然を見たいという2人について行った。 自然はドイツにもあるぢゃないか・・・ここまで来て都市部の自然を見まつか? 古い街は、公○住宅の団地のようだった。 高い建物はなく、5階建位の高さ。建物と建物の間は子供が遊べるように玩具やバスケットのゴールがあったり、洗濯物を干す共有スペースになっていた。道は舗装されている所が少なく、砂利道で水溜まりが至る所にあった。 15分くらい歩くと突き当たりになった。 そこは、2003年まで何か営業していたようだが、今は使われていないコンテナや鉄くずが置いてあるだけだった。 その敷地内にアイスのキオスクがあり、水着を着た人が行き来していた。 人の流れに合わせて歩いて行くと、工事中の大きな橋とアンガラ川が見えた。 対岸を見ると泳いでいる人がたくさんいる。 2人はそこまで行って、日光浴がしたいようだった。 大きい川なので橋は長く、工事中で河岸に降りる階段がまだないので、埋め立てた砂山を滑らないように気をつけながら降りるしかなかった。 日陰を選び相方のコートの上に私は座った。相方とWaは水着を持って来なかったことに少し悔しがり(”少し”なのは水があまりきれいでなさそうだったから)、足だけ水に浸かった。 アジアの顔の人も少なくなく、その中に キャップをかぶり、 眼鏡をかけ、 ウェストポーチをつけ、 ビデオを撮っている 男性 がいて、Waが あれは日本人? と私に聞いた。顔だけ見たら違いが分らないけど、「違うと思う」と答えた。相方が「本当?あの顔は日本人もあります。何でですか?」と聞くので、 日本人だったら、たとえS○NYでも今時あのような大きなビデオを持っている人はあまりいない。それにビデオは新しく見えたから「前から持っているもの」でもなさそうだし、川で泳ぐ人もそんなにいないと思うから と言ったら、相方は納得。Waはまだ納得しないようなので、相方が更に説明を加えた。 その後、その人達が近くに来た時にチャイ語を話していたので、正解だった。 2人は靴下で足を拭き、靴を履いた。 帰りは河岸を歩いてから停留所があるあたりを目指して住宅街を歩いた。 行く時、車窓から大きな丸い建物があり人がたくさんいたので気になっていた所にちょうど出た。 そこは、マーケットだった。 チャンスがある時にトイレに行く がモットーの私はチップを払ってトイレに入った。 洋式トイレが床に埋まっている 便器は洋式なのに、形式は和式。 1段(日本のと比べると高い)高くなっている床に洋式トイレが通常使うのと同じ向きに埋まっていたのだ。 一瞬使用方法を考えてしまったが、和式と同様に使った。 トイレットペーパーは流さないようになっているようで、脇にごみ箱があったが、肝心のトイレットペーパーがない。チップを払うトイレなのに、トイレットペーパーがないってどういうこと?と思いながら自前のものを使った。 外に出ると、新たにお金を払い、カウンターのトイレットペーパーを使う分だけちぎっているのを目撃した。私が入る時はなかった。 Waは待っている間にさくらんぼを買って食べていた。 ゲルマンな人々は果物を洗わずに食べる。 映画などでりんごを服で拭いて食べるシーンを見たことがあるが、映画そのまま。 トマト、苺、さくらんぼ、果物ではないけど、きゅうり、ねぎ・・・ 家にいる時は分からないが、ピクニックなど外で食べる時は洗っていない。スーパーで買ったまま持って来て、ケースから出してそのまま食べるから間違いない。 美味しかったが、洗っていないのにためらって1つだけ食べて終わった。 そのかわりアイスを食べた。相方とWaも食べたけど。 アイスを買ったのはマーケットの中だったけど、お店の人が相方に色々話しかけていた。相方は、んーーー、えーーーっ、なーーーっと詰まりながらも一生懸命話していた。そのうち近くのお店の人も集まって来てやりとりを見ていた。とてもフレンドリーな人達だったと喜び、電車が来るまで辞書で何と言えばよかったのか調べては、ブツブツ呟いていた。 Wから電話が来ないので相方からかけると「Aママがスープを作っているのでそれをいただいてから○時に映画を見る」と言ったので、ご飯を食べずに帰ることにした。 帰りの電車は最新式のもので、車内にテレビがありエアコンもついていたので快適だった。 すれ違う電車で初めて男性の運転手を見た。女性の職業というわけではなかったようだ。 家の近くの停留所で合流。「ご飯何食べた?」とWが聞くので、「電話でスープを飲むと言っていたから何も食べていない」というと「そんなこと言ったっけ?」とW。3人ともおなかが空いていた(昼抜きだった)けど、一緒に食べるというから食べなかったのに・・・とちょっと怒った。 時間がないから、食後にレストランで食べることになった。 見た映画はトム・クルーズの「宇宙戦争」 当然ロシア語は分らないから何を言っているのかチンプンカンプンだったが、ストーリーは分った。 私はトム・クルーズのファンなので結婚する前は出演作品は必ずと言っていいほど見ていたし、試写会があれば、応募し会社を休んで見に行っていたほどだったが、正直言ってシラけてしまった。ストーリーに。日本語字幕で見たらまた違う感想なのかな? ↑ なぜ結婚後に見に行かないかというと、相方はバイオレンス系、ホラー系等は見ないなど、ジャンルが限られているから。 ドイツ語・英語とも一人で見に行って楽しめる程の力がないので行っても意味がないのである。 帰りにパンフレットをもらい(←B5サイズのわら半紙に印刷されているもの)、映画館を出た。 近くのレストランへ行ったが、お休みだったので、シャシリクを買って帰った。 蚊が多かったので、足踏みをするなどしてずっと体を動かした。そうしないとすぐ蚊に刺されるのだ。 Aが途中自宅に寄って洗濯物とスープを持って来てくれた。 食事のことで行き違いがあったけど、最後はスープで丸く納まったので良かった。 やれやれ・・・ 食後、洗濯物を干すのに持参した洗濯用のロープを居間にかけて干した。 相方は必要ないと言って荷物から出そうとしたが、持って来て正解である。 ↑ 「持って来て良かったでしょ?」と相方に聞いたら、「なくても良かったです。なかったら椅子にかけることができます」とあくまでも必要ないものだったという主張を曲げない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 12, 2005 01:48:20 AM
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