てげてげなるままに

2人だけでの外食。
今まではロシア語が話せる人と一緒だったから困らなかったけど、今日は違う。
相方は大学でロシア語を少し勉強したらしいので、読むことができる。語彙はそんなにないと言っていた。
ガイドブックに簡単な会話集があるので持って行くか聞いたが不要と言われた。

先日、映画を見た後に行って閉まっていたお店に行った。
店内は西部劇に出てきそうなウェスタンスタイルで、ずっとウェスタン映画が無声で流れていた。
席は8テーブルあったがうち1つは荷物が置いてあった。壁もウェスタンを意識した写真や絵が飾ってある。
メニューのカバーがデニム地でジーンズを切って作ったよう（ポケットがあった）なデザインだった。

ロシアでウェスタンは面白いです

これだけで、このレストランのポイントは高くなった。

メニューは前回行ったレストランほど多くはなかったけど、それでも読むのが大変。
飲物はリンゴジュース1Lと炭酸入りミネラルウォーターを頼みたかったのだが、「炭酸入り」を説明するのに苦労した。（英語不可）ジュースの方も何か聞かれたが分からなかったので適当に答えた。

前菜、サラダ、肉料理・・・とカテゴリーを教えてもらってあとは適当に選んだ。
ポイントは入っているものの種類の多さ。
サラダはシーフード系、相方はトマトとチーズのシンプルなサラダ
スープはハズレのないサリャーンカ
メインは相方が少量の数種類のお肉を使った料理があると言うのでそれにした。
相方は豚肉料理を頼んだ。
主食を頼んでいなかったので、ウェイトレスさんから質問されたけど、量がどれくらいなのか分からないので頼まなかった。

ジュースは1L頼んだはずが、グラスで来たので1L追加注文した。
これで、リンゴジュースの炭酸割ができる←ドイツのApfelschorle
ちなみに、グラスでオーダーしても割高ではないらしい。相方がすかさず計算して判明。行き違いでグラスになったけど、同じ値段なら問題ないと不問にした。

シーフードサラダが来た。デカイ！大皿でやってきた。
相方はシーフードを好んで食べないので、一人で食べるしかない。
温サラダで、エビ、イカ、貝、白身魚、ブロッコリーにゴマがかかっている。ドレッシングはなく、煮汁に味を調えたものがかかっていて薄味。和食のようだった。
相方はゴマを見た瞬間「日本のご飯のようです。良かったですね」と嬉しそうにしていた。

肉料理が来た。お皿の大きさはサラダと同じ。もしかして、サラダは2、3人用だった？
この料理がどっちのものかさっぱり分らない。私はサラダとスープがあったので、相方が食べることにした。

ソースはおいしいけど、お肉はゴムみたいな変な気持ちです。一番ではないです

と言ってゆっくり食べていた。ソースは赤ワインのソースでパンにつけて食べると美味しかった。

最後に運ばれて来た肉料理は、ガーリックバターで焼き、イモとQarkが添えてあった。
相方がオーダーしたのはこっちだった。

美味しいです！ドイツにも似たような料理があります

食べる速さが2倍になった。


肉料理は1つ失敗だったけど、その他は美味しくて大満足。ご飯を頼まなくて正解だった。
次回のためにレシートを持って帰った。