てげてげなるままに

リストヴャンカからイルクーツクまではリニアタクシーで席を1席分多く払って荷物を置くことができた。
イルクーツクからのバスは最前列に座れ、ゆとりがあったので荷物を足元に置いても窮屈感がなく楽に帰ることができた。

A宅に鍵を受け取りに行くと、SとDが着いていた。
私は17時に着くと相方から聞いていたのだが、早朝5時だったようだ。
2人は買い出しに行くと言うので、鍵を受け取りアパートに行くと既に仮眠した後のようで、荷物を広げていた。

シャワーをして寛いでいると2人が戻ってきた。
体調が悪いとゴロゴロしていたのに、2人が帰って来たら、居間へ行ってドイツ語トーク（ドイツ人、当り前）私はドイツ語を話したくなかった疲れていたので、ベットに入ったまま。


例のウェスタンのレストランに行くことになったようで、相方は着替えに部屋に入って来た。

Sは大変です。なにも自分がしたいことを絶対したい人のようです

と言うので

それだったら相方と同じでしょ。いつも自分がしたいことを主張する。他の人が全員Neinでもしたいことをするでしょ。私がしたくないことでも相方はやり通すでしょ。同じだよ

と言ったが違うらしい。
相方はSのように「これをしなさい」とは言わない。「これをしていいか？」と必ず質問します。これは全然違います。

聞くけど、最終的にやり通すから結果は同じでしょ？質問する意味がない。だから、同じことだよ。自分と同じキャラがどんなに大変か分るから見ましょう

と言うが、納得しない様子。


レストランで様子を見ていたが、2人全く噛み合わない。
相方は一度来ているから、良かれと思って説明するが、Sは相方よりもロシア語ができるので自力でなんとかしようと聞く耳を持たない。
Dは相方に質問するが、横からSがDに自分の意見を言う。

こんなゲルマンな会話、「議論」と言うらしいが私は関わりたくないので、耳に入って来てはいるものの、聞こえない振りをして、音がない西部劇にずっと目をやっていた。
反応したのは、

相方の日本語は大変です
と言う言葉のみ。無言で頷いた。

↑
SがWのロシア語はヘタクソ。なんであれで理解できるか理解できない。よくAは理解できるね。というので、相方が自分の日本語も大変で、suesseschokoladeの家族は自分が話す日本語を理解できない･･･と話していた。


今日は前回とは反対に左側のテーブルについたのだが、発見したことがあった。
8テーブルあるうち1つは荷物が置いてあると思っていたのが、酔いつぶれてテーブルに突っ伏している人形だったのだ。荷物ではなくインテリアだった。芸コマだなぁー。


相方は前回と同じ豚肉料理を頼んだ。Dは相方が絶賛するので、同じ物を頼んだ。
私は相方が熱い議論を戦わせているので、適当にサラダとスープ頼んだ。
スープが来てみてビックリ。
大きなパンをくり貫いて、その中にスープが入っている。

メインディッシュを頼まなくて良かった。
パンは全部食べきれないで残したが、美味しかった。