右肘骨折の抜釘手術右肘骨折の抜釘手術 H16年10月6日(水)
少し長くなるけれど、参考になる人もあるかなと思ってカキコします。 又骨折のテンションバンドワイヤリングのOP後のレントゲン写真も撮っているので、時間が出来たらアップします。 右手の肘頭骨折のテンションバンドワイヤリングの伝達麻酔による抜釘手術の体験記です。 当日は、朝食は普通に昼食は抜くように指示があり、今日は何か暑いような肌寒いような天候と思っていたら、後からわかったのですが、これは私に少し熱があったからみたいです。 早い目に病院について受付で待ってから、ようやく病室の方で血圧や体温測定がありました。 血圧は上が120で体温が37℃少しあって、あまり熱があったらOP(手術)も考慮しなくてはならないと言われて、少しガックリ(v_v) 私の前のOPが長くかかっていて予定より1時間程遅れるという事で、経過待ち・・・「抗生物質の点滴をして下さい」との指示がでて、手術着に着替え、点滴を初めてからしばらくして、前より熱が上がっていない事を確認されたら、何時にOP出しをするようにと連絡がありました。一瞬自分の事ながら何をOP出しかなσ(^^)??? ようやく来て下さいとの指示があり、点滴台をそろそろと引っ張りながらOP室へ。手術室の大きなドアが開くと、スリッパを履き替え、頭にキャップをかぶり、そこからもう一つの扉を開けて、無影灯があるOP室にはいって手術台の方に横たわりました。 胸に心電モニターのシールをはり、左腕を手術台の手の置き台(上肢台)に固定して、自動血圧計の腕帯(マンシェット)を巻き、人差し指の先には脈拍もはかるクリップ(パルスオキシメータ)を挟んで、点滴の針も併せていろんな機器がつながれました。 心電モニターの「ピッピッ・・・」という音がし始め、血圧も間隔をあけて測定が始まりました。 まず右手の腋窩を消毒してから、先生が「痛い?」と聞かれるので私は「注射針の刺している痛みがあります」いっていたら、その瞬間、腕全体に電気が走ったような感じがして、ビクッと腕全体が痙攣してしまいました。 肘をうって痛いよりももっと強烈な感覚です。「先生 ビリッときました」そこのひびいた場所に(脇のところの神経が集まっている腕神経叢部分に)局所麻酔を注入して、上肢全体をしびれさす腕神経叢ブロックをされました。 そして腕のつけねにぐっと止血帯を締めて、上肢全体の消毒 後は切開の周囲を局所麻酔してOPの時間は約45分、触られた感じはあるのですが痛みはなく無事終わりました。 先生が「痛くない」と声をかけて下さったり、始終看護師さんも寒くないか、体位が少しでも楽なようにしてくださったり、今は釘がぬけたよ 音楽をかけますよと、身内のように親身になって世話していただいたので、どんなに心が和らいだかわかりません。 終わってから、投薬の指示があり自分で歩いてOP室の待合室で、レントゲンの結果を見せてもらって、はいっていた5cmぐらいの長さの釘2本とワイヤーの一部分をお土産パックにもらって、後は自由に身の上に、ホっとしました。 でも腕は自分のものではないように、しびれたままです。 しびれも夜には大体とれ、痛みは1~2日目だけで、夜は何か触ったら痛かったので、あらかじめ用意していたマイクスタンドに、3角巾を固定して手を吊るして就寝しました。 鎮痛剤も飲まないでも我慢できて、神経に注射をするので、心配していた手の神経損傷のしびれや痛みはなく、あとは骨折後に改善された肘の可動域が、どの程度戻ってくれるかというだけです。 2日目から曲げる練習を始めて、OP前の状態に戻りつつある状態です。 今はお休み状態ですが骨折り損の掲示板で、励ましあいながら、リハビリにはげみました。感謝します。 その他の参考リンク 骨折り損のリハビリ日記 http://www.amity-japan.com/hone/ ジェットプール ENJU様の日々徒然:肘頭骨折日記 livedoor Blog http://blog.livedoor.jp/enjujp/archives/cat_50007705.html?p=4 |